「“やめたら”、あか抜けた！」上手なアイシャドウの塗り方って？《元・美容部員が教えます！》

アイメイク一つで見える印象って変わりますよね。うるうるっとしたラメのアイシャドウで今っぽい印象に仕上げるのも素敵ですが、伏し目がちにしたときに見える美しいグラデーションアイは憧れますよね。実は、ちょっとしたコツを掴めば簡単にグラデーションアイは作れるんです。

今回は、元・美容部員の筆者が上手にできるグラデーションアイメイクの作り方をご紹介します！

まずは、NGなアイメイクのポイントを解説します。間違っているポイントがないか、一つずつチェックしてみましょう！

アイメイクを上手にきれいに見せるポイントは、アイシャドウブラシを使うことです。付属のチップを使って仕上げることもできますが、指塗りはNG。

指だと圧が強く色ムラの原因になることもあるため、アイシャドウブラシを使ってしっかり肌に馴染ませることが大切です。

アイシャドウはパーソナルカラーに合ったカラーを選ぶのがおすすめです。パーソナルカラーに合わないアイシャドウを選んでしまうと、顔色がくすんで見える原因になることもあります。

イエローベースの方はオレンジ系やテラコッタ系、ブルーベースの方は青みピンク系、バーガンディー系がよく似合いますよ！

ラメが入っていないマットタイプのアイシャドウはムラになりやすく、アイメイクの中でもやや難しいイメージ。

初めてグラデーションメイクに挑戦するときは、ラメ入りタイプのアイシャドウがおすすめです。グラデーションアイの仕上げに大粒のラメを重ねると、アイメイクに統一感が出るのでぜひ取り入れてみましょう！

ここからは、元・美容部員の筆者のリアルなグラデーションアイの作り方をご紹介します。

今回使用するのは、アディクションのアイシャドウパレットと単色アイシャドウです。

左：アディクションザアイシャドウパレット 004 Timeless Gold
右：アディクションザアイシャドウ 007P Dolce Vita

今回使うアイシャドウブラシは3種類です。

左から、大きくて柔らかいブラシ→硬めで毛足の短いブラシ→小さくて柔らかいブラシ。

大きくて柔らかいブラシは、ベースカラーをアイホール全体に乗せるとき、アイシャドウをまぶた全体に馴染ませるときに使います。硬めで毛足の短いブラシは、目の際にアイシャドウをしっかり発色させるときに。小さくて柔らかいブラシは、濃いカラーと淡いカラーを馴染ませるときに使います。

まずは、アイシャドウパレットから見ていきましょう！

筆者はイエローベースなので、肌馴染みのよいオレンジブラウン系のアイシャドウパレットをチョイスしました。

実際にスウォッチするとこんな感じで、4色のグラデーションが簡単に作れるカラーになっています。

4色パレットのグラデーションの作り方を解説します。

まずは、右上の一番淡いカラーを大きめの柔らかいブラシにとってアイホール全体に乗せます。このとき、下まぶたにも乗せましょう！
次に、右下のブラウンを硬めで毛足が短いブラシにとって二重幅まで乗せます。
次に、左下のオレンジを小さくて柔らかいブラシにとって、二重幅に乗せたブラウンとアイホールに乗せた一番淡いカラーの間を馴染ませます。下まぶたの目尻から3分の1にも、薄く乗せましょう。
次に、左上のゴールドのラメを黒目の上に指でポンポンと馴染ませます。このとき、ラメでグラデーションを馴染ませるのがポイントです。
最後に、アイラインとマスカラをすればグラデーションアイの完成です。

複数色のグラデーションアイを作るコツは、濃いカラーから塗ることです。そうすることで、ナチュラルなクラデーションを作ることができますよ！

次は、単色グラデーションの作り方をご紹介します。

使用したのは、アディクションザアイシャドウ 007P Dolce Vita

実際にスウォッチすると、こんな感じでナチュラルなオレンジブラウンです。

単色でグラデーションアイを作るときも基本的には作り方は同じです。

まずは、ブラウンのアイシャドウを硬くて毛足が短いブラシにとり、二重幅までしっかり色を乗せます。
次に、小さくて柔らかいブラシでアイシャドウと肌の境目を馴染ませて、大きくて柔らかいブラシでアイホールに馴染ませます。このとき、目の際は触らずに、肌との境目だけ馴染ませるのがポイントです。
最後に、アイライナーとマスカラをすれば完成です。

今回は、元・美容部員の筆者が上手なグラデーションアイの作り方をご紹介しました。

ポイントはアイシャドウブラシを使い分けて自然に溶け込むように、肌に馴染ませること。複数色でグラデーションを作るときは、濃い色から目元に乗せることもポイントですよ！

筆者：とーやん（Instagram）
都内百貨店にて美容部員を経験したのち、美容皮膚科の受付として勤務。趣味は、たくさんのスキンケアやコスメを試すこと。現在は、化粧品と美容医療専門の美容ライターとして活動している。
編集：TRILLニュース