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カープ女子がオススメする球場観戦ガイド!~立地最強の“野球の聖地”神宮球場~

  • 2024.3.19
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出典:Chanawin Tepprasitsakda/Shutterstock.com

モデル、インフルエンサーとして活動する古田ちさこさんは、幼少期からカープを応援し続け、2014年のユーキャン新語・流行語大賞では【カープ女子】代表として登壇した経験も持ちます。

千葉県出身の古田さんが子どものころ、カープ戦をよく観戦したのが東京ヤクルトスワローズの本拠地・明治神宮野球場。1926年開場、東京六大学野球も行われる“聖地”の魅力を伺いました。

明治神宮野球場はまず立地が最強!

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「球場の雰囲気も独特ですよね。少しレトロな感覚も味わえて、東京ドームとは違って屋根のない屋外球場なので、星空の下で野球を楽しむこともできる。あとはやっぱり、立地が最強(笑)。これは、譲れないです」(古田さん)

たとえば野球初心者と一緒に観戦に行く場合、野球だけでなく観戦後に近くで美味しいごはんやお酒を飲むのも「野球を好きになる、楽しむキッカケになると思う」と語る古田さん。

その意味では、外苑前、原宿、渋谷といった東京を代表するスポットがすぐそばにある神宮球場は「立地で言えば最強です」と古田さんも太鼓判を押します。

野球初心者にもオススメ

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写真:PIXTA

野球初心者の人がまずぶち当たる壁が「試合時間」。サッカーなどと違い、「いつ終わるか分からない」「試合時間が長い」ことが少なからずファン獲得の障害にもなっているのは事実です。なので古田さんは、あまり野球を知らない人と観戦に行く際には、試合終了前に球場を後にするケースもあるんだとか。

「もちろん、サヨナラゲームを現地で見る!とか、そういう経験をすれば一気に野球が好きになってもらえるとは思います。ただ、試合展開次第ではたとえば7回あたりでスタジアムを後にして、あらかじめ予約していたお店に行くのも全然アリなんじゃないかなと。別に、最後まで見なきゃいけない、というルールがあるわけではないので」(古田さん)

特に初心者の方は、「ちょっとダレてきたな……」と思ったらそのまま美味しいお酒を飲みに行っていいと思う、と古田さんは言います。

「そうやって『楽しい思い出』だけを残せば、また今度見に行こうと思ってもらえるかもしれないじゃないですか」(古田さん)

いい意味での“割り切り”も

たしかに、野球の試合を「最後まで見なければいけない」ルールはありません。試合が長いと感じたら、スタジアムを後にすればいい。そのくらいの“割り切り”があったほうが、野球好きは増えるのかもしれません。

肩肘張らず、自然体に――。それが、古田さん流の野球観戦術。

TRILL読者のみなさんも、是非一度、スタジアムに足を運んで、野球や、それ以外のグルメ、イベントを楽しんでみてはいかがでしょう。


取材協力:古田ちさこ SNS:X(旧Twitter)/@chisakofuruta、Instagram/@chisakofuruta
千葉県出身。モデル、インフルエンサー。カープファンの両親の影響で幼いころから球場に通い、初めて好きになった選手は前田智徳氏。学生時代に読者モデルとして雑誌、web、広告を中心に活動を開始。趣味のカープ観戦をSNSで発信し続けたことによりコラム執筆やメディア、イベント出演と活躍の場を広げ、2014年ユーキャン新語・流行語大賞授賞式ではトップテン語【カープ女子】受賞者として登壇している。年間現地観戦数は40試合以上。

取材・文:花田雪(Kiyomu Hanada)
1983年、神奈川県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、2015年に独立。ライター、編集者として年間50人以上のアスリート・著名人にインタビューを行い、野球を中心に大相撲、サッカー、バスケットボール、ラグビーなど、さまざまなジャンルのスポーツ媒体で編集・執筆。著書に『あのプロ野球選手の少年時代』(宝島社)『オリックス・バファローズはいかに強くなったのか』(日本文芸社)がある。


サムネイルデザイン:yemy
サムネイル画像出典:Chanawin Tepprasitsakda/Shutterstock.com
編集:TRILLニュース

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