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カープ女子がオススメする球場観戦ガイド~異色のスタジアム?個性豊かなマツダスタジアム~

  • 2024.3.20
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出典:Chanawin Tepprasitsakda/Shutterstock.com

カープを応援し続け、年間40試合以上を現地観戦するモデル、インフルエンサーの古田ちさこさん。活動拠点は関東ですが、時間を作っては毎年、広島へ“遠征”に行くそうです。

ただ、遠征で怖いのが天候……。今年も予定していた広島遠征が雨天により中止になるという不運に見舞われたのだとか。

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画像提供:古田さん

「こればかりは運がなかったと諦めるしかないです(笑)。天気はコントロールできないので。遠征のときにはもちろん天気予報はこまめにチェックしますけど、万が一中止になった場合のプランBを考えておくのもいいかもしれません。現地に住んでいる友だちと遊ぶのもいいし、せっかくだから旅行と割り切って観光してもいいですよね」

さすが、年間40試合観戦の猛者……。中止時もしっかりと“楽しみ”を確保しておくことも、野球観戦のコツかもしれません。

マツダスタジアムの魅力は?

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写真:PIXTA

そんな広島東洋カープの本拠地・Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島、通称マツダスタジアム

12球団屈指の個性派スタジアムとしても知られ、バーベキューが楽しめたり、寝そべって試合が観られたり、今は主流となったバラエティ豊かな観戦席の先駆け的存在でもあります。

また、他球団のスタジアムは外野の行き来ができないことがほとんどですが、マツダスタジアムは行き来が自由なので、現地で友人と会うのも楽なんだとか。

「観戦友だちや、SNSで繋がったカープファンの人たちと、『この日、現地に行くので会おう!』と言って集まりやすいのがすごくうれしいです。試合中、スタジアムを一周したら、たいてい誰か知り合いに会いますし(笑)。和気あいあいとした雰囲気もカープの魅力ですね

マツダスタジアムの「あのオブジェ」に注目

他球団とは一線を画したスタジアムの作りも魅力ですが、古田さんが一番注目しているのが今シーズン、レフトの広場に設置されたタガメのオブジェだとか。

「すっごいリアルなんです(笑)。なんでタガメ?と思ったんですけど、タガメの獲物を虎視眈々と狙う姿が、ペナントを狙うカープと重なるんだとか……。でも、それって別にタガメじゃなくてもいいじゃないですか(笑)?そういうちょっと“変”なことをするのもカープの魅力なので、スタジアムに行った人には是非、その目にタガメを焼き付けてほしいです」(古田さん)

12球団屈指の個性を放つマツダスタジアム。

TRILL読者のみなさんも、広島に行かれる機会があれば是非、“タガメ”を見に観戦に訪れてみては?


取材協力:古田ちさこ SNS:X(旧Twitter)/@chisakofuruta、Instagram/@chisakofuruta
千葉県出身。モデル、インフルエンサー。カープファンの両親の影響で幼いころから球場に通い、初めて好きになった選手は前田智徳氏。学生時代に読者モデルとして雑誌、web、広告を中心に活動を開始。趣味のカープ観戦をSNSで発信し続けたことによりコラム執筆やメディア、イベント出演と活躍の場を広げ、2014年ユーキャン新語・流行語大賞授賞式ではトップテン語【カープ女子】受賞者として登壇している。年間現地観戦数は40試合以上。

取材・文:花田雪(Kiyomu Hanada)
1983年、神奈川県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、2015年に独立。ライター、編集者として年間50人以上のアスリート・著名人にインタビューを行い、野球を中心に大相撲、サッカー、バスケットボール、ラグビーなど、さまざまなジャンルのスポーツ媒体で編集・執筆。著書に『あのプロ野球選手の少年時代』(宝島社)『オリックス・バファローズはいかに強くなったのか』(日本文芸社)がある。

サムネイルデザイン:yemy
サムネイル画像出典:Chanawin Tepprasitsakda/Shutterstock.com
編集:TRILLニュース

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