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デリバリー配達員が抱える意外な“悩みのタネ”に「結局どうするのが1番いいの?」

  • 2023.7.1
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画像:show999/shutterstock.com

突然ですが、皆さんは置き配を依頼した時、配達員の方にインターホンを押してもらうように依頼しますか?置き配を頼んだ時間帯に、オンライン会議が入っていたりするとインターホンを押さないでほしい…ということもあると思います。そんなインターホンをまつわるトラブルが問題を発生しているようです。

今回は、2年間フードデリバリー配達員として働いていた男性の、インターホンにまつわる体験談をご紹介します。


フードデリバリーサービスの配達員にとって、永遠に答えの見つからない”悩みのタネ”があります。それは「インターホン押す押さない問題」です。

配達員の仕事を始めたばかりの頃、私はマニュアルに従い、商品を玄関先に置いた後インターホンを鳴らしてから去るようにしていました。これは配達が完了したことを注文者に知らせるためのルールなのですが、ある日お客様からお叱りを受けてしまいました。「置いたらピンポン鳴らさずさっさと帰れ!」と怒鳴られ、私は電話口で半泣きで平謝りしました。

次からは反省を活かして、要望がない限りインターホンを鳴らさないようにしていました。するとある日、逆に「なぜピンポン鳴らさないんだ!」と怒られてしまいました。再び半泣きで謝罪しながら、この世界の不条理を噛み締めました。

このことから、インターホンを鳴らされることに対する感覚は人によって大きく違うのだと思いました。例えば、インターホンの音に強いストレスを感じる人もいるでしょう。また、赤ちゃんやペット等が部屋で寝ている場合もあるでしょう。マニュアルに固執せず、お客様の個別の事情に対応していくのがトラブル回避の唯一の鍵です。

一デリバリー配達員として、私から皆様にお願いしたいことは、配達に関する要望がある場合は必ず備考欄などに記載していただきたいということです。たったそれだけで、大の大人が怒鳴られて半泣きになるような悲しい出来事をこの世界からなくすことができます。


フードデリバリーサービスの配達員にとって、「インターホン押す押さない問題」が悩みのタネとなるということ。中には叱責するお客様もいるということで、配達員は頭を悩ませているようです。

要望があれば詳細に備考欄に明記しておくことで、お互いに気持ちよくデリバリーサービスを利用したいですね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:元フードデリバリー配達員・20代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています。