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実は効率が悪いです…かえって手間がかかる「NG衣替え」の特徴

  • 2023.5.25

もう衣替えは済ませましたか? 今回は、ハイシーズンが来る前に手持ち服のチェックをすることが多いファッションライターの目線から、衣替えでNGなやり方や服のしまい方、不要になったアイテムとお別れすべきタイミングなどをご紹介します。

洋服をそのままタンスに移動させるのはNG

衣替えを単純に、“冬服と夏服を入れ替えるだけ”と思っていませんか? 衣替えをした際は、服を気持ちよく着るために準備をする必要があります。

筆者は、Tシャツなどシーズンオフの衣類は圧縮して収納しているため、衣替え直後の服はとにかく“畳みジワ”がひどい。そのため、衣替えをしたときはまず、畳みジワを直すところから始めます。

シワをチェックしてすぐに着られるように

お気に入りの服なのに、シワがあるせいで品格が下がってしまうのは残念ですよね。筆者の場合、衣替え後や気合いを入れて出かける日には、Tシャツでもアイロンがけをします。また、アイロンやスチームアイロンは奥にしまわず、すぐに出せる場所に置いておくとすぐ使えて便利です。

衣替えのタイミングで、全ての服にアイロンをかけられればベストですが、すぐに手に取りそうなアイテムにアイロンをかけるだけでも十分だと思います。

ボトムスやワンピースは吊るしてシワを取る

基本的に、筆者はボトムスやワンピースを畳んで収納することはほとんどありませんが、畳んでいたボトムスを吊るしておくだけでもシワが取れやすくなります。アイロンがかけられないものは、スチームアイロンをかけるとキレイに仕上がりますよ。

MAWAハンガーの「ズボンツリ」がお役立ち

『MAWAハンガー』は、滑り落ちない・ハンガー跡が残らない・オシャレなデザインで有名のハンガーメーカー。中でも「ズボンツリ」が優秀でおすすめです。ボトムスを3枚ほどまとめて挟んで収納すると、クローゼットがスッキリ! 筆者は色が似ているもの、テイストの似たものをグルーピングしてまとめています。もちろん、ハンガー跡も残りにくいですよ。

今すぐ着ない真夏服を後回しにするのはNG

今すぐ着るには少し早いノースリーブのブラウスなどは、衣替えのときに後回しになりがち。ハイシーズンが来る前に、一度中身を確認しておくのがオススメです。筆者の場合は、圧縮袋から収納ケースに入れ替えてスタンバイ。ここにはアイテムを問わず、“今すぐ着ない服”をしまっています。

まだ着ない服を点検することで、2つのメリットがあります。
・ワードローブを見直せる
・不要な服は早めにリサイクルショップに持ち込むと高値で買い取ってもらえる

自分の持ち物を総点検してワードローブを確認

手持ち服を見直すことで、買い足したい服が明確になったり、似たような服を買ってしまうような失敗を防ぐことができます。衣類と一緒に靴やバッグもチェックすると、よりイメージしやすくなるのでオススメです。

衣替え時に「ときめかない服」はその時点でサヨナラを

衣替えのときに「今年着るかな?」と悩む服ってありませんか。筆者の経験上、そういった服は結局着ません。ときめかない服は、早めにリサイクルショップへ持ち込みを。ハイシーズン前なら高値になることがあります。メルカリでも同様に、高く売れることがあるので早めに手放すのが正解です。

長袖服と丸ごと交換できるようにスタンバイさせて

真夏に着る服は、長袖の入った衣装ケースと入れ替えるだけで完了。これで急に暑くなったときも、慌てず衣替えができます。

衣替えを丁寧に行うと服への愛着がアップ!

シーズン前の服を先に確認しておくことで、多くの気づきがあります。今年もお世話になる服だからこそ、大切に扱う気持ちを忘れず、長く着続けることができたら素敵ですね。

文/桐生奈奈子

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