金沢観光におすすめのホテルの1つが【OMO5金沢片町(おも)by 星野リゾート】です。金沢21世紀美術館や兼六園も近く、周囲はグルメタウンとしても有名で、地元の味をアレンジした朝食も大好評。初めて金沢を訪れる人や、もう少し深く金沢を知りたいという人こそ、ぜひ訪れてみてください。
金沢の街を楽しむためのホテル
OMO5金沢片町は、金沢城や兼六園をはじめ、江戸時代からの風情を残す長町武家屋敷跡や西茶屋街といった人気観光スポットが徒歩圏内。金沢を代表する繁華街の香林坊(こうりんぼう)も近く、ホテルのある片町もグルメタウンとして知られ、魅力たっぷりの金沢を味わいつくせるホテルです。
▲ホテルのあるタテマチストリートは金沢駅からバスで10分ほど
▲ホテル名にある数字はサービスの幅を示します
「OMO(おも)」ブランドのホテル名にある数字は、用意されたサービスの幅を示していて、宿泊料はもちろん、朝食のちがい、カフェやレストランの有無などを表します。覚えておくと便利ですよ。
▲金沢の街や文化を楽しむ様々なアクティビティにはぜひ参加を!
ぜひ体験してほしいのが、「ご近所ガイド OMOレンジャー」が金沢の街や観光スポットを案内してくれるガイドツアーと、金沢の伝統を体験できる館内アクティビティ。金沢の街や文化を身近に感じるいい機会です。
▲ホテルのパブリックスペース「OMOベース」
OMOベースの「ご近所マップ」には、徒歩10分程度にある食にかかわる観光情報を紹介。その時々にスタッフが勧めるお店情報が貼られています。
▲館内にある石川県のアートもみどころ
フロントでは石川県のキャラクター「ひゃくまんさん」のモデルになった、金沢の伝統工芸品「加賀八幡起き上がり」をモチーフに、彩り豊かな九谷焼のアートプレートがお出迎え。館内には漆塗りや水引で作られたホテルオリジナルのアート作品が飾られ、加賀百万石の伝統と文化に触れられます。
▲チェックインマシンでカードキーを自分で発行
予約ナンバーやQRコードなどを使って、非接触で手続きがおこなえるチェックインマシン。カードキーも自分で発行し、チェックアウトもスピーディーにおこなえます。
▲周辺観光に便利なセルフロッカー
宿泊客はチェックイン前やチェックアウト後にも無料のロッカーを使えるので、周辺の観光地を身軽にまわれます。
金沢の文化を採り入れた客室に癒される
客室は6タイプ全101室。スーペリアルームや、ツイン、ダブルのほか、キッチンやドラム式洗濯機をそなえた「OMOハウス」など、旅の仕方によって選べます。また靴を脱いで過ごせるシューズオフスタイルなので、街歩きで疲れていてもリラックスして過ごせます。
▲32.1平米の「スーペリアルーム」は3名まで宿泊できます
客室は奥行きがあって、より広く感じられる「スーペリアルーム」。また、全ての客室にはベッドの下にスーツケースを開いて収納できるので、スペースを広く使えます。
▲ソファやデスクも用意され、多彩な用途に対応
加賀藩前田家は独自の文化と産業を育てることに熱心で、お茶や工芸品を奨励。客室には茶窯のアートが飾られ、和紙をモチーフにしたデイライトなど、金沢の伝統をさり気なく伝えます。
▲カーテンの模様は冬の風物詩“雪吊り”
雪国の金沢は、木々の枝が折れないように縄で枝を支える雪吊が行なわれます。また、年間200日雨が降ると言われる金沢は曇りがちな日が多く、ブラインドは曇天をイメージするグレーカラー。ちょっとした遊び心が隠れています。
▲部屋を広く使えるスケルトンタイプのハンガーラック。冬は厚手のコートやダウンを掛けられるよう広めにできています
▲スーペリアルームは洗面にダブルベイシンを採用
客室はバス・洗面・トイレがすべて独立タイプ。「スーペリアルーム」なら3人で宿泊しても洗面が2つあると使いやすいですね。バスタブも広く、バスチェアが用意されるので旅の疲れも癒せます。
▲蕎麦猪口はオリジナルデザインの九谷焼。ショップで販売している加賀棒茶をいただきました
朝食はOMOカフェで金沢の味を楽しめる
朝食の「OMOrning(オモーニング)リゾット」は5種類のリゾットとクロックムッシュからメインを選び、スープやサラダ、ヨーグルト、フレーバーウォーターなどはセルフのセミビュッフェスタイルです。
▲フレーバーウォーターは、ホワイトピーチとジンジャークランベリー、柚子グリーンティー、ほうじ茶の4種類
彩のいい根菜サラダは歯ごたえがよく力強い味わい。魚介類に塩を加え1年以上発酵させた石川県名産の魚醤“いしる”を使ったドレッシングでいただきます。
▲野菜の美味しさをしっかり感じられるサラダ
メインの料理は「かぼちゃリコッタ」「トマト海老」「生ハムとジェノベーゼ」「チーズ卵」のほか、OMO5金沢片町限定の「棒茶と生麩」のリゾット5種類と、ハムとチーズをはさんで焼きあげたホットサンド「クロックムッシュ」から選びます。
▲ハーフビュッフェなので満足感も十分。野菜がたっぷり入ったミネストローネは、トマトの酸味がしっかりする自然派の味でした
金沢では料理や甘味にも使われる名物の生麩。OMO5金沢片町の特別メニューは、棒茶を出汁に使った生麩のリゾットです。濃い色の棒茶のおつゆですが、味は意外にも穏やか。ライスがフワフワの生麩に包まれ、さらに揚げた生麩をトッピングしています。
▲一番人気の「棒茶と生麩リゾット」は、生麩特有のふわもち食感と、衣のアラレがパリパリしていて、美味しい味と食感を楽しめます
OMOカフェの注目メニュー「五郎島金時モンブラン」
OMOカフェでは、11時から23時までは外来の方も利用可能。「五郎島金時モンブラン」や「棒茶あんみつ」、麦芽糖を使った「じろ飴」のジンジャエール、「甘酒棒茶チャイ」など、金沢ならではの素材を活かしたスイーツやドリンクを用意します。
▲OMOカフェの人気スイーツ「五郎島金時モンブラン」
加賀野菜のひとつ、サツマイモの“五郎島金時”を使ったモンブランクリームを、自分で絞るのも初体験。優しい甘さの五郎島金時クリームを、たっぷりまとわせました。
▲金沢特産の金箔を散らせて完成。水出し棒茶と共にいただきました
【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】は、金沢を楽しむ街ナカホテル。さらに、地元の文化を色濃く伝える星野リゾートの温泉旅館【界 加賀】と共に巡れば、多種多様で奥深い金沢の街や石川の文化を網羅できます。バラエティ豊かな金沢・石川旅を満喫したいという人は、ぜひ泊ってみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:OMO5金沢片町 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/>