「金がなくなってる！！」「警察に通報してやる！！」と、なんでも嫁のせいにして騒ぐ姑。《その後は？》

嫁姑問題は永遠の課題。あたりの強い姑だと精神的にも疲れてしまいますよね。今回はCさんと、ちょっと問題のある姑の間で起きた事件を紹介します。

Cさんの姑は、何かあると全てCさんを悪者にします。自分に都合が悪いことがあると、Cさんの実母に姑は、「Cが私に意地悪をするんだよ」と泣きつくこともよくありました。

もちろん、Cさんは何も悪いことはしていません。Cさんの実母も、ないがしろにはできないので困っていました。

そして、ついに事件は起きたのでした......。

ある日、姑が銀行から20万円ほどお金をおろしてきました。そして、おろしたお金が無くなってしまったのです。

姑はすぐにCさんを疑いました。「私が昼寝をしている間にCおまえがバッグから盗んだんだろ！早く金を返せ！」騒ぎ立てる姑ですが、Cさんはお金をおろしていたのすら知らず、何のことだかさっぱり分かりません。

とりあえず、一緒に探してみましたがお金は一向に出てきませんでした。

しびれを切らした姑は、「Cが盗んだのは分かっているんだ！白状しないなら警察に通報してやる」と警察に通報をしたのです。

警察が家に来て事情を説明すると、とりあえず怪しげな場所を一緒に確認しようとお金を探しました。そして、お金は意外なところから出てきたのです。

お金はなんと、姑のベッドの隙間に落ちていました。姑が、おろしたお金をベッドに置いたことを忘れ、昼寝のために布団に入りその拍子に隙間に落ちたのです。

姑は真っ青になり黙り込んでしまいました。その後、警察やCさんの旦那にお説教をされ、事件は無事解決しました。

Cさんは何も悪くなくても、警察に通報されるのは精神的なダメージがありますよね。姑が悪いということが、その場ではっきりと分かってよかったです。

ftnコラムニスト：夏野ゆきか