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送信取り消し前にLINEを読みました…夫の不倫を確信したメッセージとは【前編】

  • 2023.5.24

結婚後、夫婦の間に予想もしない事態が生じることがあります。そのひとつが不倫。不倫が発覚するのには、様々なキッカケがあるでしょう。琴音さん(仮名・30歳)も、かつてあることがきっかけで夫の不倫に気付いてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。

良好な夫婦関係だったが…

「私は看護師をしています。今から5年ほど前に、友人の紹介でのちに夫となる康介(仮名)と知り合い、徐々に親しくなって結婚をしました。
康介は優しい人で、関係も良好。私は週に1~2回ほど夜勤があるんですが、そういうときは家事などもやってくれて、助かっていました。夜勤の翌日は休みなので、予定を合わせて食事などにもよく行っていましたね。
結婚して何年か経つと、夜の営みはほとんどなくなってしまいましたが、関係も悪くはなく、仕事にやりがいを感じていたので、あまり深くは考えないようにしていました」

夜勤の日に抱いた不信感

「ある日、康介に対して不信感を抱くキッカケとなった出来事がありました。それは私が夜勤の日でした。
その日は院内がバタバタとしていて、やっと休憩に入ったとき、少しボーッとしていたんですね。深夜1時ごろ、スマホの画面が光り、ロック画面にLINEの内容が表示されました。
LINEの送り主は康介。画面に“週末は妻が夜勤だから会えるよ”と出たので、何だろうと思いました。すぐに、“早く会いたいな”というメッセージも表示され、ロックを解除して内容を確認しようとしたときです。
同僚に呼ばれてしまい、業務に戻ることに。とりあえずスマホは置いて、あとで確認しようと思いました」

メッセージを取り消したワケ

「でも、あとでスマホを確認すると、“メッセージの送信を取り消しました”と表示され、康介からのLINEの内容が消されていました。翌日、何気なく康介に、“夜にLINEした?”と尋ねたんですね。メッセージが取り消されたLINEの画面も見せました。
すると康介が、“送ったっけな…”と惚けるんです。そして、“思い出した。明日使うスーツのベルトの場所が分からなかったんだけど、すぐに見つかったからLINEを消した”と言いました。
康介は、私がLINEのメッセージを見ているとは思っていません。嘘をついていることは明白で、女性の影を感じました」

不倫の痕跡を隠すために…

「思い返すと、確かに過去に何度か、康介に疑わしい行動がありました。私が夜勤明けで帰ってくると、すでに康介が起きていて、部屋の掃除を済ませて綺麗な状態で待っていたり…。そのときはありがたいと思っていましたが、あれはただ密会の痕跡を隠すための行動だったのかもしれません。
それから、康介の行動を疑うようになりました。でも、康介も何かを察したのか、しばらくは怪しい素振りを見せなくて…。不倫の証拠をつかみたくてもつかめない、もどかしい状況が続きました」

“LINEの誤送信から不倫に気付いた妻の告白”をご紹介しました。
LINEのメッセージを取り消しても、すでに内容を確認されている場合もあります。そこで嘘をつくと、疑いは確信に変わるはず。誤送信をしてしまった時点で夫の破滅は確定したようなものですが、むしろ不倫をした時点で、結末は決まっていたのでしょう。

©Ippei Naoi/kokouu/gettyimages

※ 2023年5月24日作成

文・塚田牧夫

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