“NCTのオールラウンダー”と呼ばれるテヨン、ソロデビューに期待が集まる納得の理由

NCT・テヨンが6月5日、初のソロアルバム『SHALALA』を発表し、ソロアーティストとしてデビューする。

8年目のトップアイドルから「ソロアーティスト」へ、音楽からパフォーマンスまでユニークな魅力を披露するテヨンの歩みに注目が集まっている。

7年間証明してきたオールラウンダーとしての実力

2016年、ボーイズグループNCTのメンバーとしてデビューしたテヨンは、これまでメンバーとともに『The 7th Sense』を皮切りに『疾走(2 Baddies)』『英雄; Kick It』『Sticker』『BOSS』など数多くのヒット曲を誕生させ、トップアイドルの座についた。

NCT特有の個性的で新鮮な音楽と視線を集中させる圧倒的なパフォーマンスを着実に披露し、NEO（新しさ）というNCTだけの色を構築、全世界のK-POPファンから「NCTだからできる音楽」「NCTだけが消化できるコンセプトとパフォーマンス」などの好評を得ている。

このような反応に支えられ、NCTはアルバムを発表するたび、音源チャートでトップを独占している。

そんななか、テヨンは優れたラップ、魅力的な歌声、独歩的なパフォーマンス、完璧なコンセプト消化力を誇り、NCT 127とNCT Uを行き来する多彩な活動を展開し、NCTのオールラウンダーとして認められている。

練習生生活のなかで磨き上げてきた強固な音楽的力量を基盤に、ラップ、パフォーマンス、ボーカル、ビジュアルなどすべてのポジションをこなすことができるテヨン。どれ一つ抜けない実力を備えているため、ソロアルバムを通じて見せる多才な面貌に期待が高まっている。

50を超えるNCTの曲や自作曲の作業まで…すでに立証された音楽的能力

テヨンはデビュー曲『The 7th Sense』や『Cherry Bomb』『Sticker』『BOSS』をはじめ、50曲を越えるNCTのアルバム収録曲の作詞・作曲に参加してきた。自身のパートであるラップメイキングから地道に作業してきたテヨンは、忙しいスケジュールの中でもSMソングキャンプに積極的に参加して曲を企画し、プロデュースするなど曲の作業に情熱的に取り組んでいる。

テヨンは2019年、「SM STATION」を通じて直接作詞・作曲した初のソロ曲『Long Flight』を発表。2021年にはグローバル音楽共有プラットフォームサウンドクラウドアカウントを開設し、自作曲で自身だけの音楽の感性を披露し始めた。ラップとボーカルを自由自在に操り、テヨンだけの音楽的スペクトラムを広げている。

そのため、テヨンが直接作詞・作曲に参加した計7曲が収録された初のソロアルバム『SHALALA』に対する期待がより一層高まっている。曲の作業はもちろん、アルバム制作全般に積極的に参加し、一層成長したミュージシャンとしての力量を見せる予定だ。

事前プロモーションで順次公開されている各種ティーザーコンテンツも、テヨンのユニークな魅力がたくさんつまっているため、テヨンだけの色が込められた音楽に耳目が集中している。

“生まれつきパフォーマー”テヨンのパフォーマンス

「テヨン」と言えば欠かせないのがパフォーマンスだ。テヨンは優れたダンスの実力と格別な表現力、舞台マナーなどで高難度のパフォーマンスを見せてきた。

SMルーキーズ時代から振り付けを作り始め、NCT 127の『英雄; Kick It』を誰でも思い浮かべるサビの振り付けを直接提案し、NCT 127の3rdフルアルバムの収録曲『Bring The Noize』と2022 SMTOWNの冬アルバムの収録曲『ZOO』の振り付け製作に参加。

また、個人YouTubeチャンネルを開設し、明るく清涼な『LONELY』や強烈で神秘的な『GHOST』など、曲と振り付けの両方を直接プロデュースしたパフォーマンス映像を公開し熱い呼応を得たりもした。

このように音楽はもちろん、パフォーマンスまでも自主制作が可能なテヨンの初のソロアルバムのパフォーマンスにも期待が集まる。

特に、今回の振り付けはYGXのリジョンが振り付けのディレクティングを担当し、世界的な振付師リエ・ハタも作業に参加してテヨンと呼吸を合わせただけに、パフォーマンスの強者たちが見せるシナジー効果に一層期待が高まる。

◇テヨン プロフィール

1995年7月1日生まれ。本名イ・テヨン。2016年４月にNCTの派生グループNCT Uのメンバーとしてデビュー。現在は、NCT 127、SuperMにも所属している。SMエンターテインメントの関係者に路上でスカウトされ、オーディションに参加した。練習生時代から、先輩芸能人に「少女漫画から飛び出たようなルックス」と絶賛されるほどのビジュアルの持ち主。