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憧れはイネス! パリジェンヌのリアルクローズ。

  • 2023.5.23
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パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はギャラリーマネージャーとして活躍する、マリオン・ペドラムが登場。

「わたしが幼い頃から、ママはいつもシャツとジーンズ、ジャケットというトラッドなスタイルを好んで着ていたの。だから気が付いたらわたしもジャケットやジーンズなどベーシックなアイテムで着回しすることが多くなっていたわ」ギャラリー勤務という職業柄、レセプションやオープニングパーティではシンプルなドレスにジャケットを⽻織って、ドレスアップ。通勤は⾃転⾞移動なので、動きやすいパンツが主流。1970年代⾵のフレアータイプのジーンズにジャケットを合わせるスタイリングがお気に⼊り。「⼦どもの頃からママと本で⾒ていたイネス・ドゥ・ラ・フレサンジュが憧れ。彼⼥のシンプルでラフなスタイリングこそ、パリジェンヌそのものよ!」

70年代風がお手本、シンプルスタイリング。

スエードのブルゾンはローマのヴィンテージショップで2022年に購⼊したもの。いまいちばんお気に⼊りのブランド、クレージュのニットにセブンのフレアジーンズ、ニューバランスのスニーカーでラフ&ベーシックな着こなし。

ニットはサンドロで5年前に購⼊。フレアスリーブがお気に⼊りで、デニムと合わせて70年代ガール⾵に。カレルのメリジェーンはミントグリーンをチョイスして、旬のパステルコーデに。

ジャケットはママが着ていたマックスマーラを譲り受けて愛⽤。クレージュのニットにweekdayのマイクロミニ、ブーツはフレンチブランドのアン・チュイルで、モノトーンなスタイリングに。

Marion PEDRAMパリ郊外ヌイイ⽣まれの27歳。ASSAS(パリ第2⼤学パンテオン=アサス)で法律を専攻。その後、EHESS(社会科学⾼等研究院)で美術史を学んだ。卒業後は美術専⾨誌、ジュルナル・デザールに就職し、アート系のジャーナリストに。1年前からギャラリーSuperzoomに勤務。ギャラリーマネージャーとして仕事をしている。将来は美術に限らず、ファッションやジュエリー制作などクリエイターとして活動するのが夢。@marionpdrm_

Hiroko Suzukiパリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

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