2023年「還暦」男女2000人が考える、最低限必要な「生活費」は？「ゆとりのある生活に必要」な平均額は「27万8929円」

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険（東京都千代田区）が、2023年に還暦を迎える男女を「還暦人（かんれきびと）」とし、「2023年の還暦人に関する調査」を実施。「生活費」についての結果を発表しました。

値上げラッシュが影響か

調査は2023年3月13日～15日の3日間、2023年に還暦を迎える1963年生まれの男女を対象に、インターネットリサーチで実施。2000人から有効回答を得ています。

全回答者に「これからの人生（60歳～）で、生活費として最低限必要だと思う金額」について聞いたところ、ひと月あたりの平均は「19万181円」でした。過去の調査結果と比較すると、2020年から2022年までみられた減少傾向から一転、2718円の増加となっているといい、同社は「値上げラッシュによる家計への負担の増加が影響しているのではないでしょうか」と分析しています。

他方、「ゆとりのある生活を送るために必要だと思う金額」については、ひと月あたりの平均が「27万8929円」との結果に。同様に、過去の調査結果と比較してみると、2019年は「29万8764円」、2020年は「28万8399円」、2021年は「28万8168円」、2022年は「27万2635円」、2023年は「27万8929円」となっており、同社は「3年連続の減少から増加に転じています」とコメントしています。

オトナンサー編集部