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「安物買うから」壊れたバウンサーに反省なし、義姉の信じがたい言い分|𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子

  • 2023.5.22

皆さんは、義理の家族との関係に悩んだことはありませんか?結婚して親戚になったとはいえ赤の他人同士。価値観の違いでわかり合えないことはありますよね。この漫画の主人公の千秋さんの場合は義姉とその甥っ子に悩まされていました。千秋さんは、妊娠中から義姉とその息子と同居をしていました。育児の先輩でもある義姉は頼りになるどころか、自己中心的な言動ばかり。千秋さんは同居生活に疲れ切っていました。そんな日々のなか、また事件が…。Ai(@Ai)さんが描く『𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子』第6話をごらんください。

いくら子どもがしたこととはいえ、物を壊したり乱暴な行いをしたら、カン太君のためにも叱ることが必要なはず。しかし、義姉はカン太君の行為を叱るどころか、千秋さんを責めるような態度です。

真っ向から指摘しても、聞く耳を持たない義姉。問題のある行動はおさまる気配がありません。

叱る?叱らない?親の愛情について考えさせられる作品

この作品には、子どもに対して「いけないことは叱る」と考えている主人公親子と、何をしても叱らない義姉親子の様子が描かれます。

子どもに対する善悪の伝え方は家庭によってそれぞれですが、義姉親子の場合はいけないことをしても諭すことすらせず、主人公家族に迷惑をかけてもまるで気にとめる様子がありません。

一方、義姉の息子・カン太は主人公一家になついていて、叱られたとしても一緒に居たいと考えています。また、主人公の夫であるおじに注意されれば謝ることができる子として描かれています。

子どもにとって「いけないことを注意される」「相手に対して謝る」という経験はとても大切なこと。いけないことをどう伝えるかは家庭によりますが、善悪を認識させ、間違っているなら謝るよう諭すという過程は必要な教育といえるのではないでしょうか。

考え方の違う2組の親戚親子の様子から、叱る・叱らないを含めた親の愛情のかけ方、善悪の伝え方について、今一度わが家を振り返ってみたくなる作品です。

著者:ume

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