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団地こそゆったり快適に暮らせる!【間取り別】家具・部屋レイアウト実例集

  • 2023.5.22

家賃の手軽さや広さが人気の団地。和室や押入れなどにちょっと古めかしさが感じられることもありますが、そのレトロさを活かしてインテリアを楽しむ方も多くいます。今回は、悠々とした部屋作りをしている、4部屋のレイアウト実例をご紹介。古めの物件に住む方はインテリアもぜひ参考にしてみてください。

<45平米・1LDK>DIYの仕切りを活用して空間を区切る

築50年のMUJI×URのリノベーション団地で一人暮らしをするきみさんは、45平米の1LDKを「和モダン」をテーマにして整えています。

キッチンはテーブル代わりの無垢材デスクが主役です。オープンになったシンクとコンロ下には、ボックスやワゴンを置いて食材を隠して収納。また、写真左の背が高いオープン棚にキッチン家電や器をゆとりをもって並べ、生活感を抑えています。

キッチン向かいの畳のリビングは、フレームがおしゃれなベッドを置いてモダンな印象に。キッチンとの境にはホームセンターでカットしてもらった「30×40材」をはめ込んで仕切りにし、大小のクッションとグリーンも置くことで、リラックスできる場所にしています。

リビングの横にある、中板がない押入れは書斎風にして使用。デスクやモニターを置くだけではなく、ここにも仕切りを作って仕事の際に集中しやすくしています。

<40平米・1LDK>押し入れを有効活用して家具を少なめに

続いては、築54年のURリノベーション団地で一人暮らしをするpecoさん。日当たりがよい40平米の1LDKを、明るい色の木製家具をゆったり配置した北欧風のシンプルなインテリアにしています。

南側のリビング・ダイニングは家の中でも長く過ごす場所なので、余裕をもって使える大きめのダイニングテーブルを中央に配置。キッチンとの間にステンレスワゴンを置いて、調理台と収納に活用しています。

北側にある6畳の和室は寝室。すのこにマットレスを載せた簡易ベッドが馴染み、ベッドフレームは不要だったそう。

和室にある押入れには1/3程度に衣類を収め、それ以外のスペースをデスク代わりにしています。モニターを隠した布や収納のボックスは色をナチュラルに統一。上下段とも、ものが詰め込まれておらずすっきりしていて、作業がはかどりそうです。

<45平米・2DK>襖を取り払い広々と、くつろげる空間に

昔ながらの「田の字型」の間取りであるリノベーション団地、40平米・2DKの部屋。ここで暮らすmaatonaさんも、レトロな和の雰囲気に北欧テイストをうまく溶け込ませています。

レトロさのあるタイル張りのキッチンには、アラビアなどの北欧の食器や白を基調としたキッチンツールを置くことで垢抜けた印象に。また、ステンレス天板のワークテーブルを置き、調理台兼収納に活用しています。

和室は襖を取り払い、ローテーブルと座椅子、ソファを置いてくつろげる空間に。ナチュラルな印象のブラウンのソファが、和の雰囲気にマッチしています。

もう一部屋は寝室です。ベッドの横にサイドテーブルを置き、間接照明とグリーンなどを少しだけ飾った落ち着ける空間にしています。

壁一面の大きな押入れには、取り外した襖や衣類などをまとめて収納。中段いっぱいに押入れ用のハンガーラックを配置し、服をたっぷり掛けられるようにしています。

<57平米・3DK>グリーンや照明も多用して落ち着く空間に

築40年の団地、57平米の3DKにご夫婦で暮らすmegumiさん。DIYで手を加えながら、北欧風とフレンチシックを意識した部屋作りをしています。

キッチンはシンクとコンロ下収納の扉を好みのグレーにペイント。丸テーブルとチェアを置き、天井に設置したダクトレールにランプやグリーンを吊るすことで、カフェのような雰囲気に。

向かいのリビングでは、大きめのソファのそばにグリーンも多めに配置。スツールに置いたエバーフレッシュは、ソファに心地よい木陰を作ってくれるのだそう。

リビングにある半間の押入れ(写真左側)は、上段をメイク兼パソコン用スペースにし、下段にはニトリのマルチラックを入れて収納にしています。

上段には板の高さを変えられる棚を設置するだけではなく、中板にタイルシールを貼って水拭きができるような工夫も。

こちらの寝室は実は和室なのですが、畳にカーペットを敷き、壁をペンキでグレーとホワイトにペイントして洋風に。鏡以外のベッドやサイドテーブルなどを低めに揃えて圧迫感を抑え、温かな色味の照明を置いていることも落ち着けるポイントです。

広々とした団地で楽しむ自分らしいインテリア

団地でインテリアを工夫して楽しむ方々の部屋の、家具選びや和室・押入れの活用法などをご紹介しました。古めの物件に暮らす方や、おしゃれな部屋作りをしたい方もぜひ参考にしてみてください。

writer / 凪

取材協力

きみ(@_kimihouse)
東京にある築50年のMUJI×UR団地リノベーションプロジェクト物件で一人暮らし。和室のある団地の懐かしい雰囲気を活かしつつも、モダンでスタイリッシュに見せるDIYやインテリアの工夫の投稿が人気です。

https://www.instagram.com/_kimihouse/

団地暮らしのメグ megumi(@mgm_cozy)
福岡県の築40年の団地にご夫婦で二人暮らし。簡単なDIYでのリメイクや、お気に入りのアイテムを集めた北欧風のインテリアなどの投稿が人気。投稿で紹介しているアイテムは楽天roomにもアップされています。

https://www.instagram.com/mgm_cozy/

新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal

https://www.goodrooms.jp/journal/

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