1. トップ
  2. 「あれ、商品が中々届かない…」フードデリバリー配達員を迷わせない“トラブル回避術”を解説

「あれ、商品が中々届かない…」フードデリバリー配達員を迷わせない“トラブル回避術”を解説

  • 2023.6.17
undefined
画像:PhotoAC

フードデリバリーを注文した時、なかなか注文した商品が届かない...そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

今回は、4,500件以上の配達実績を持つ元フードデリバリー配達員が、このようなトラブルが発生してしまう原因と解決策を教えてくださいました。


2年間フードデリバリー配達員として働いていた時に感じた経験談です。

フードデリバリーを注文した際、なかなか商品が届かない経験ってありますよね。そういうときは、アプリの住所設定を見直すことをお勧めいたします。

私は配達中に迷ってしまうことがしばしばありました。その原因の多くは、配達アプリの住所設定の不備でした。特に戸建ての配達は少し難易度高めな印象です。

ある時は、備考欄に「黒い車が停めてあります」というお宅へ向かうと、黒い車が3軒連続で並んでいたことがあります。またある時は、「ソヨゴの木が目印です」というメッセージ。「ソヨゴってどんな木?」と画像検索して調べたこともありました。私が車の車種や植物に詳しくなっている間に、料理はどんどん冷めてしまいます。

このような注意書きがある場合はむしろ親切です。全くのノーヒントだと厳しいケースがあります。例えば、番地や号数が変則的な場合や、全く同じ住所の建物が複数ある場合、建物が奥まっていて入口も見つけにくい場合などです。

配達員が迷わない住所設定は、なるべく具体的な情報だと思います。マンション等の場合は建物名を必ず記載しましょう。戸建ての場合は、表札や目印となるものを記載すると良いでしょう。注意点は、色や形などの抽象的な情報はさらに混乱を招く恐れがあるということです。つくづく他人にものを伝えることの難しさを痛感します。


「いつも、商品が到着するのが遅いな...。」と感じている方は、住所設定がわかりづらかったりするかもしれません。一度、自分で書いた住所で迷わず辿り着くことができるか確認することも大切なのではないでしょうか。「配達する側」と「受け取る側」、そして、自分自身のためにも、わかりやすい住所設定を心がけたいですよね。

 


編集:TRILLニュース編集部

提供:20代男性・元フードデリバリー配達員(約2年間 4,500件以上の配達実績あり)

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています。

※画像はイメージです。