1. トップ
  2. 相手の魅力を引き出せる「聞き上手な女性」が意識できているポイント

相手の魅力を引き出せる「聞き上手な女性」が意識できているポイント

  • 2023.6.29
undefined
画像:polkadot_photo/shutterstock.com

こんにちは、こんばんは。ロンドン在住、アラフォー既婚ゲイ男子のジュージーです。

今日は、「聞き上手な女性が気をつけていること」を教えて欲しいとのことです。長年、対面とコールセンターでカスタマーサービスに従事してきた私の経験をもとに、アドバイスをして差し上げたいと思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

本日のご相談

undefined

ジュージーからのアドバイス

1. 相手の話を聞くことを最優先する

聞き上手になるためには、言うまでもなく、相手の話を聞くことを最優先することが大事です。自分が話す機会は最小限にし、お相手の一言一句に耳を傾けることがまず第一歩ね。

ただ集中して聞くだけではなく、適度な相槌を打つことも大事よ。お相手に、あなたがきちんと話を聞いていて、理解していることを知らせつつ、話を促す効果があるので、きちんと相槌は打ちましょう。

また、相槌を打つ時や返答する時は、感情を込めましょう。単なる「うん」や「ええ」という言葉と、感情がこもった「そうだよねぇ」では相手が受ける印象が全く違います。さらに、自分の表情にも気を配りましょう。悲しい時は悲しそうに、うれしい時はうれしそうに返事をしてあげましょうね。ロボットやAIじゃないんだからね。

2. アクティブリスニングを心がける

「アクティブリスニング」を活用して、あなたが希望するように会話を進めて行きましょう。相手の言葉を聞き逃さないだけでなく、こちらが希望する内容を聞き出すために、適度な頻度で的確な相槌を打ったり、コメントを入れたり、質問をしたりすることよ。

会話は、チェスのように相手の手を読んで進めていくと効果的です。次に相手が何を言うかを想定しながら、話が上手い方向(自分が望む結末)へ進むように誘導して行くことが大事よ。

3. 特定の言葉を避ける

「Irritating Words」(いらだたせる言葉)は絶対に避けましょう。上から目線と思われる言葉、相手を遮る言葉、相手を否定する言葉などが挙げられるわ。そういう言葉を使うと、聞き手は自動的に自己防衛や怒りのモードに入ってしまい、あなたの言葉に耳を貸してくれなくなる。

「何度も申し上げましたが」とか「そうは言われましても…」とかは、丁寧ではあるけれど、相手を非難したり、否定する言葉。「いつもそう」とか「~しがちだよね」と言うのは、相手のことを決めかかった、上から目線の言葉なので、避けるべきよ。

まとめ

本日は、「聞き上手になるための秘訣」を3つ、お伝えしました。

  1. 相手の話を聞くことを最優先する
  2. アクティブリスニングを心がける
  3. 特定の言葉を避ける

聞き上手な人は、相手を会話の主役に据えるものです。そして、会話の主導権は自分が握り、上手に相槌を打ったり、返答しながら会話を進めていきます。また、お相手に不快な思いをさせないように、言葉遣いも慎重です。

動画サイトなどでプロの方の話術を学べる機会が多くあるので、ぜひともご覧になって、実践で訓練を積んでみてくださいね!



文:ジュージー・エレガンザ/ライター

1996年よりロンドン在住のゲイ男子。ロンドン大学SOASを卒業後、国際線CA、モデル、カスタマーサービスマネージャーなどを経験し、現在は大手ゲーム会社のマーケティング部で通訳、翻訳者として勤務する傍ら、フリーのライター、翻訳者・通訳としても活動中。

編集:TRILLニュース編集部