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「空き巣に狙われる家って?」見落としがちな“NG行動”と対策、警視庁に聞いてみた!

  • 2023.7.14

日頃から気を付けているつもりでも、誰もが被害に遭う可能性のある「空き巣」。警察庁が発表した令和4年の住宅への侵入窃盗状況は、認知件数だけで1万5,692件。侵入窃盗のうち、約3割を占める手口が空き巣となっています。

今回は、空き巣の被害を防ぐための対策を、警視庁に取材!空き巣対策のなかでも、特に見直すべき対策や見落としがちなポイントをうかがいました。

今すぐできる防犯対策

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出典:Audio und werbung/Shutterstock.com

--空き巣対策として、どんな対策をすればよいでしょうか?

こまめに鍵を締める、雨戸を締める、補助錠を付ける、防犯フィルム・ガラスを使用する、などの対策があります。

--なるほど!そのなかでも、まず注意するべき対策はありますか?

特に見直してほしいポイントは、こまめに鍵を締めることです。当たり前のことかと思われるかもしれませんが、実は住宅を対象にした侵入窃盗の約半数以上が、「鍵の締め忘れ」となっています。

外出するときは、必ず鍵がかかっているか確認しましょう。短時間の外出だとしても、こまめに鍵を締めることが大切です。

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出典:leungchopan/Shutterstock.com

--約半数以上が鍵の締め忘れなのですね!他にも取り入れたほうがよい防犯対策があれば教えてください。

これから夏休みなどで長期の旅行が増えると思いますが、旅行中のSNSの投稿には注意が必要です。旅行中の写真をリアルタイムでSNSにアップしてしまうと、泥棒に留守であることが知られ、空き巣の被害に繋がるリスクがあります。

旅行中や外出中のSNS投稿は避けて、帰宅後にアップするようにしてくださいね。

徹底した防犯対策で空き巣被害を防いで!

ちょっとした戸締りの不注意などにより、起きてしまう空き巣被害。これから長期的な旅行やお出かけも増えてくるため、改めて自宅の見直しをすることが重要です。

自分の家は大丈夫だと思い込まず、今回のお話を参考にして空き巣対策を徹底していきましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。

取材協力:警視庁



編集:吉田穂菜美(TRILLニュース)

※記事内の画像はイメージです。