パーソナルスタイリストの高橋 愛です。
「パーソナルスタイリングってどんなお仕事なの?」という方もいるのかもしれません。先日TRILLニュースで「パーソナルスタイリストの1日を教えてください」と言われたので、自分の過去の仕事を振り返りながら書いています。
私はスクールなどで体系的に学んだわけでないので、あくまでも私のスタイルなんだという感じで、参考まで読んでいただけると嬉しいです。
【前日までに】スタイリングの準備
パーソナルスタイリング、もちろんお買い物の日が本番ですが、実は当日より前にもうサービスは始まっているんです。1日の流れ、というテーマですがこの準備はパーソナルスタイリングにとって重要な要素のひとつ。
当日を迎える前にオンラインで顔合わせを済ませ、当日の依頼内容を伺ったり悩みなどをヒアリングさせていただいています。
【当日①】“パーソナルスタイリング”スタート!まずは振り返り
前日、お客様へのリマインドの連絡をし、いよいよ当日。
当日はお買い物をする街のカフェにて待ち合わせ、持参した自作プリントに沿ってワークをして頂きます。このワークの中で自分でも想像していない方向性の自分に気が付いたり、「あぁ、だからしっくり来ていないんだ...。」と気づく方もいらっしゃるんです。
【当日②】お買い物同行パート開始!
ワークを終えたら、いよいよお買い物同行スタート!
お客様によってだいぶ違ってきますが、平均3,4店舗をまわって、その中で色々試着してもらいます。
私はショップスタッフではないので、売ることに目的がありません。だからこそ、「これは買わないほうが良い!」「これだったらプチプラのもので代用でOK」などブランドを跨いで提案できるのが強みだと考えています。
もちろん、試着していく中で、スタイリングのコツや、着回すアイデアをお伝えしていきますよ。お客様のご希望があれば、お買い物計画をしながら一緒にランチをすることも!
【翌日以降】当日だけでは終わりません!アフターフォローも
無事お買い物を済ませ、お別れ。
お客さまによっては「お買い物は1店舗で良いから、残りの時間は手持ちの服との着まわしを教えて欲しい」など、ご希望にあわせてカスタマイズしながら対応していきます。
ご自宅に帰られた後は期限を決めて、購入したものについてのコーディネートや着まわしの相談に乗るアフターフォローを。
一度会ったお客様のサイズ感や好みは把握しているので、仕事で忙しい方はその後はオンラインで提案をすることも。オンラインの方もリアルの方も季節の変わり目などで、再度ご依頼いただくことが多いんですよ。
パーソナルスタイリストの1日どうでしたか?
今回はお客さまにパーソナルスタイリングをする日のスケジュールをご紹介しました。どんなお仕事なのかちょっとでも想像して頂けたら嬉しいです!
監修・テキスト:高橋 愛 (Instagram/OFFICIAL BLOG)/ イラスト: vaguely(Instagram/HP)/ 編集:TRILLニュース