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「ああ、本当によかった!」ファッションのプロが仕事で“幸せを感じる瞬間”とは?

  • 2023.7.27

パーソナルスタイリストの高橋 愛です。

パーソナルスタイリストってその名前の通り、個人に向けてスタイリングの提案をしていく仕事なのですが、依頼する方は色々な目的を持って依頼してくださいます。

その目的やお悩みは、十人十色。

「なんだか最近何を着てもパッとしない。似合うものがわからない。」
「年齢を重ねておしゃれが楽しくなくなってしまった。今の感じから脱したい。」
「婚活中で素敵な彼が欲しいから、まずは外見を変えたい。」
「経営者なので、仕事柄見え方を変えて売り上げを上げたい。」

など、みなさんそれぞれに素敵な「ありたい姿」があるんです。

始めと終わりでお客様の表情が全然違う!

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本当に様々な方をスタイリングするのですが、立場は違えどみなさんに共通する点があるんです。それは、その日会った時と最後別れる時の表情が全く違うということ。

どなたもパーソナルスタイリング終了後は、パッと晴れやかな表情をして帰られます。毎回その様子を見るたびに「あぁ、スタイリングで気持ちも前向きにポジティブにチェンジさせられるこの仕事が本当に好きだな〜!!」とこの仕事をする喜びを感じます!

自分を変えるのに大切なのは“柔軟さ”

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喜びを感じるとは少しずれるのですが、スタイリングのお仕事をしていて気が付いたことがあります。全ての方に共通することですが、他人の意見を受け入れる柔軟さがとても大切だということ。シンプルにいうと「素直さ」ですね。

「私はこういうの似合わないんですよ。」とか「私のタイプは〜〜〜」など、新しい提案を受け入れるのが難しい方より、「えー!やったことないけど挑戦してみようかな!」という柔軟で前向きな方は、パーソナルスタイリング後の見た目や心の変化が早い気がしています。

スタイリングは自己肯定感を上げるための手段のひとつでもあります

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私はスタイリング中、お客様と色々な話をしながら価値観や考えを掘り起こしていくことも大切にしています。

私はファッションが大好きで全ての方をおしゃれにしたい!というより、「自己肯定感が高い人を増やしたい!その手段のひとつとして「ファッションでの変化」は有効でわかりやすい」と強く感じてパーソナルスタイリストとして起業を決めたという、ちょっと変わったタイプ(もちろんファッションは大好きですよ)。

以前資格を取得したコーチングスキルも使いつつ、そのお客様が「これから何をやりたいのか」「どうなりたいのか」をしっかりヒアリングするようにしています。パーソナルスタイリングを通して、自分をより素敵に魅せてくれる服を着ることができて、新しい自分に気がつき自己肯定感がアップするという方も少なくありません。

数ヶ月後に「あの時のパーソナルスタイリングで背中を押してもらって、今までやりたいことを始めることができました!」なんていう嬉しい報告もよく頂きます。

「本当によかった!」パーソナルスタイリングで幸せを感じる瞬間

「自己肯定感が高い人を増やしたい!」と思っている私にとって、クライアントの方からのそんな嬉しい報告はとっても嬉しく「ああ!本当によかったですね!!」という幸せな気持ちになります。

「服を選ぶ」という行為って、毎日のルーティンですが、身近な大事な選択の1つ。その日の気持ちやパフォーマンスにも繋がっていくことなので、少し時間がある時に真剣に向き合ってみると、自分を変える素敵なきっかけに繋がるかもしれませんよ。

 



監修・テキスト:高橋 愛 (Instagram/OFFICIAL BLOG)/ イラスト: vaguely(Instagram/HP)/ 編集:TRILLニュース

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