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意外と忘れていませんか?「√(2^3 × 5^2)」を簡単にしてみましょう。

  • 2023.7.13
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大人になると、計算をするのは「買い物」や「お会計の割り勘」をするときだけで、数学・計算に触れる機会は非常に少なくなったのではないでしょうか?また、計算をするときも電卓で済ませることも多いのでは?

しかし、昔に習った簡単な問題を忘れてしまっていると、恥ずかしいですよね。
そこで今回は、「根号」「指数」に絡めた問題を出題します。

問題

√(2^3× 5^2)を簡単にしなさい。

選択肢:

A) 10√2

B) 20

C) 15

 

一見複雑に見えるかもしれませんが、しっかりと手順を踏んで解いてみましょう。それでは答えを発表します。

 

答えは、A) 10√2 になります!

解説

この問題は、「指数と根号を組み合わせた問題」です。

2^3は「2を3回掛ける」、5^2は「5を2回掛ける」という意味です。

そしてルート(√)は「その数を2回掛けると元の数になる数」を求める記号です。

 

これらを踏まえて計算すると、

√(2^3× 5^2)

=√(2^2×2×5^2)

=(2×5)√2

=10√2

 

この問題は、一見すると難しそうに見えますが、一歩一歩論理的に解いていくと、答えにたどり着くことができます。指数や根号はその意味を知らなければ解けない問題です。ぜひこの機会に思い出してくださいね。

まとめ

平方根や指数の問題は、発想力だけでは解くことはできず、規則を知っているからこそ解ける問題です。日常生活で使うことは少ないですが、教養として忘れずにいたいですね。

次回の数学クイズもお楽しみに!

 


文/編集:TRILLニュース編集部

監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。