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「え、なんじゃここ?!」SNSでも話題の韓国の新スタバに衝撃!実際に行ってみてわかった魅力とは

  • 2023.6.18

今や世界中どこへ行っても見かけるスターバックスですが、スタバ好きが多いのは韓国ではないでしょうか。国別の店舗数ではアメリカ、中国に次ぐ3位で、一人当たりの店舗数は日本の倍もあるのだとか。ソウルの街を歩いていると、道を挟んで向かい合わせでスタバがあることも。

そんなスタバ密度の高いソウルに、元劇場をリノベした超絶かっこいいスタバが2022年12月に誕生。SNSでも「え、なんじゃここ?!」「素敵空間すぎた…」などの声が上がる(2023年6月16日時点)、話題のホットプレイス「スターバックスコーヒー 京東1960店」をチェックしてきました!

伝統市場に現れた異世界スタバ

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筆者撮影

ソウル北東部にある京東市場は、漢薬剤市場を有する広大な在来市場。見たこともない多種類の漢方や食材が並ぶ市場はタイムスリップしたみたいにレトロ感満載で、歩いているだけでワクワクします。

ほんとにこんな所にスタバがあるのかしら…とちょっと不安になったところに看板を発見!

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筆者撮影

階段を上がると劇場風のドアがありました。中へ入ってびっくり仰天!

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筆者撮影

そこには想像の斜め上をいく、衝撃の異世界が広がっていました。店名にある1960とは劇場が建てられた年。廃劇場となり長い間放置されていた空間を活用したスタバは、当時の面影を残しつつもモダンなデザインで超クール!

限定メニューは済州島推し

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筆者撮影

シナモンロールやパン・オ・ショコラなどのペストリー、約10種類もあるスイーツなどフードメニューが充実していて目移り。どれにしようかな~!

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筆者撮影

来店時は済州島フェア開催中だったので特別メニューをいただきました。ドリンクは「チェジュフォレスト・コールドブリュー」(6,800ウォン/約680円)。層になった済州産の抹茶とコーヒーはそれぞれ濃厚で味わい深く、混ぜて飲んでもまたおいしかったです。

「ハルラボン・クリームケーキ」(7,500ウォン/約750円)は、ふわふわのスポンジとクリームに済州産ハルラボン(日本でいうデコポン)特有の甘酸っぱさが加わって爽やか~。見た目も可愛く気分も上がります。

居心地よすぎて長居必至

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筆者撮影

高い天井や200以上もある座席など、もともとの劇場のつくりが活かされた店内は開放的で落ち着いた雰囲気。なかでも、高い位置にあるボックス席は眺めが良くて居心地バツグン。時間を忘れてすっかり長居してしまいました。

週末は混雑するようなので、平日の午前中がおすすめですよ。

市場にも貢献する地域一体型スタバ

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筆者撮影

スタバを出た後は市場を散策し、揚げたてのクァベギ(ねじり揚げドーナツ)やヘルシーな漢方ジュースなど食べ歩きを楽しみました。

おしゃれなだけじゃなく、廃劇場の再利用で地域の活性化を図り、売り上げの一部を市場へ寄付するなど、地域一体型のスタバとして支持されている同店。市場好きとしては嬉しい限りです。

 

※記事内の情報は筆者購入・訪問時および記事執筆時点の情報です。



筆者:坪井由美子(TwitterInstagramBlog
ドイツ暮らし10数年の食いしん坊ライター。旅や食文化の記事を日本の新聞やウェブメディアなどで執筆。暮らすように旅をしながら世界あちこちで出会った面白エピソードを発信していきます!
編集:TRILL ニュース