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チェコの喫茶店でお茶を注文した日本人女性→運ばれてきたカップの“予想外の中身”に「サプライズ」

  • 2023.6.2
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日本では、日本茶や紅茶など“お茶”をよく飲んでいました。今でもコーヒーよりお茶が飲みたいな~なんて日もあります。

でも、チェコで“お茶”を注文して飲むときはちょっと注意です。私が初めてチェコでお茶を頼んで、運ばれてきたカップをのぞいたら、「え…」と予想外の“お茶”にびっくり。そんな「サプライズ」と思わず笑ってしまうような状況に遭遇するかもしれません。

あれ?お茶を頼んだんだけど…

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筆者撮影

外国に旅行に行くと、カップや耐熱グラスに入っているのはお湯、ティーパックが横に添えられて出てくる、なんてシーンに遭遇することがあると思います。

チェコでもそれは同じで、お茶のパックがスーパーでごく普通に売っているものだったり、カップが大きすぎてティーパック1パックにしては注がれているお湯がとても多かったり…。なんてシーンによく出合います。

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筆者撮影

そう、お湯が多いと濃いお茶を飲みなれている日本人には、物足りないことこの上ないのです。チェコに住む日本人なら、薄いお茶でガボガボのお腹を抱え、腑に落ちない気持ちで帰途についた経験がある方もいるはず。

薄いお茶がお好き…?

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筆者撮影

そんなリスク回避に私がよく頼むのは、フレッシュ・ジンジャーティー、つまり生姜湯です。でも、これも場所によってはぶつ切りの生姜がゴロゴロと入っていたりします。すれとはいわない!せめて薄切りにしてくれれば少量でも味が出るのに…と、固いショウガをスプーンでつつくこともしばしば。

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筆者撮影

そもそも、お茶の概念が違うのかもしれません。チェコのスーパーに行くと圧倒的に多いのがフルーツティーあるいは、さまざまなハーブがミックスされているハーブティー。

フルーツティーは濃すぎると酸っぱい味になるものが多く、ハーブティーには緑茶のような強い味のものはありません。フルーツティーは大きいポットに薄く作って、麦茶のようにがぶがぶ飲むことも。そう考えると、チェコの方々は薄いお茶に馴染みがあるのも頷ける気がします。

サプライズもチェコの楽しみ!

こういうお茶に遭遇するのは、大衆的なレストランや繁華街から少し離れた喫茶店。プラハの観光地ではとてもおいしい、パックではないお茶を出してくれるところも多くなりました。

以前よりはサプライズに遭遇する機会は減ったかもしれませんが、出てきてもあわてないでくださいね!

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。



筆者:フィーチェク
チェコ人に日本の魅力を、日本へチェコの魅力を発信中。大変化を遂げたチェコの20年を見てきました。心躍るお菓子と絵本が大好き。