日本でもお馴染みのマクドナルドですが、世界各国のマクドナルドは、限定メニューやその国でしか食べられないメニューがたくさんあります。
前回のドイツ編に続き、今回は先日滞在していた韓国ソウルの情報をお届けします。限定商品や有名K-POPアーティストとのコラボなど、何かと話題の韓国マックですが、まずはマクドナルドといえば定番のバーガー、ビッグマックを食べてみました。
注文はタッチパネルで
韓国のマックは、タッチパネル式端末でセルフオーダーが主流。画面で言語を選択(韓国語か英語)し、注文をすすめていきます。流れはドイツとほぼ同じなので、さくさくと操作できました。
気になるお値段は?
ビッグマック単品の値段は、5,200ウォン(約520円※1)です。この数年、韓国の物価高騰は凄まじく、度々ニュースになるほど。2011年はおよそ3,700ウォンだったビッグマックも、2014年7月には4,000ウォンを超え、現在はビッグマック指数(※2)で日本より上位となっています。
ビッグマックはミールと呼ばれるセットにすると、基本料金は6,500ウォン(約650円※1)。選ぶサイドメニューやドリンクによっては追加料金がかかる場合もあります。サイドメニューのフレンチフライ、コールスローサラダは追加料金なしですが、今回はフレンチフライ+モッツァレラチーズスティックというセットにしたので、追加料金が+2,500ウォン(約250円※1)。合計9000ウォン(約900円※1)となりました。
※1:2023年5月時点
※2:ビッグマック指数
《Big Mac Index》各国でのビッグマック(ハンバーガーチェーンのマクドナルドで売られる大型ハンバーガー)の値段を比較した数値。英経済誌「エコノミスト」が考案した。
引用:デジタル大辞泉(小学館)
参考:『The Economist』 公式サイト
韓国ビッグマックの味は日本と同じ?
3層のバンズにビーフ100%のパティ2枚、スライスチーズ1枚、レタスの千切りとピクルス、という構造や味は日本のビッグマックと変わりありません。
サウザンアイランドドレッシング風のビッグマックソースも同じ物と思われます。甘みと酸味が絶妙のこのマックソースは日本でもファンが多く、過去にソースだけ限定販売された時には即完売だったとか。
韓国限定チーズスティックが人気
韓国限定メニューもありますよ。なかでも人気なのが、サイドメニューのチーズスティック。
韓国ではチーズが大人気で、チーズを使ったメニューをよくみかけます。チーズスティックもロッテリアをはじめ、多くのファストフード店にある人気メニュー。
マックの「ゴールデンモッツァレラチーズスティック」はその名のとおり、黄金色にカラッと揚がったモッツァレラチーズのフライ。さくさくの衣と、びよ~んとのびるチーズが楽しい1品です。
韓国に行ったらぜひ、お試しあれ!
※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。
筆者:坪井由美子(Twitter・Instagram・Blog)
ドイツ暮らし10数年の食いしん坊ライター。旅や食文化の記事を日本の新聞やウェブメディアなどで執筆。暮らすように旅をしながら世界あちこちで出会った面白エピソードを発信していきます!
編集:TRILL ニュース