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【WEB限定カット公開】山下幸輝さんが、“あざとわんこ”風メイクにトライ!

  • 2023.5.21

昨年放送されたドラマ『君の花になる』でボーイズグループ“8LOOM”のリーダーを演じ、一躍注目の存在となった山下幸輝さん。本人に近い関西弁の明るいキャラクターや、ドラマ内で披露した見事なパフォーマンスに視線を奪われた人も多いのでは? そんな山下さんが、anan2348号本誌で“あざとわんこ”なメイクにトライ! ご好評につき、WEBでは別カット&ロングインタビューを特別公開 出演中のドラマのお話や、お芝居への思いなどじっくり伺いました。

WEB限定の別カット&ロングインタビューを特別公開!

現在はドラマ『ガチ恋粘着獣』に出演し、人気動画配信グループ“コズミック”のメンバーであるコスモ役を熱演中の山下さん。ボーイズグループのアーティストと、動画の配信者。どちらもエンターテインメントに携わる職業という共通点があるが、演じている本人はその違いをどのように感じているのだろうか。

「ファンの方に見ていただくお仕事っていう部分では一緒やけど、見せ方は全然違う気がします。動画配信者って、それぞれのキャラクターがかなりハッキリしているんですよ。なので、お芝居をする時は一つひとつの反応や動きを大きめにして、わかりやすさを意識しながら演じています。そして今回改めて学んだのが、動画配信の大変さ。まず企画会議から始まって、企画が決まったら必要なものを買いに行って、撮影の準備をして…っていうのを全部自分たちでやるんですよ。それをずっと続けているわけだから、本当にすごい! 役柄として経験できたことで、すごく勉強になりました」

大阪から上京し、本格的に俳優活動をスタートしたのが一昨年の8月のこと。作品を通して多くのことを吸収している山下さんに成長した点を尋ねると、「セリフ覚えがめちゃくちゃ早くなりました!」とニッコリ。

「今回のドラマは3話くらいからコスモくんのセリフの量がエグくなるんですが、1シーン分は1〜2回読めば大体頭の中に入るようになりました。その状態で台本を見ずに一人でバーッと言ってみて、忘れている部分をちょこっとおさらいしたら“よしいける!”って感じ。お芝居を始めた頃は“こんなん覚えるの無理やろ〜”と思っていたけれど、人ってやっぱり慣れるんですね(笑)。続けるうちに徐々に覚えられるようになってきて、ちょっとだけ自信もつきました」

俳優としての強みに関しては、「ダンスをずっとやっていたせいか、“動きがいいね”と言っていただくことが多いかもしれません」と回答。

「お芝居を始めたばかりだと、ちょっとした動きの表現が硬くなりがちと言われるんですが、僕の動きはわりとナチュラルなんだそう。それって多分、体の使い方を理解していることが大きい気がするんです。どう動いたらキレイに見えるのか、映像としてのバランスはどうなっているのか。そうやって自分を俯瞰で捉えられているのは、ダンスで培ってきたものが生きているのかなって思います」

21歳とは思えないほどの俯瞰力は、自分の課題について語った言葉にも表れている。

「お芝居に関しては実践派。一回試してみて、違うなと思ったらそのやり方は捨てるようにしています。というのも、僕はわりとキャパがいっぱいになりやすいんですよ。なので、その時どきに“これはいる、いらない”をパパッと決めて、どんどん頭の中を整理していく必要があるなって。今のところキャパを超えるような経験はまだしていないけれど、役者の先輩から『自分じゃない人間を演じるのはすごくヘビーなことだから、一回一回消化して進めた方がいいよ』と言われたことがすごく印象的で。マインド系の本を読むのも好きなので、そこで読んだ内容が影響している部分もあるのかも? お芝居とは直接関係がない本だけど、読むと結構面白いんですよ」

明るくふんわりとしたキャラクターに見えるけれど、実際は芯が強くてとてもクレバー。そんな彼が刺激を受ける存在とは?

「お姉ちゃんかな。役者をしていて、僕が上京したばかりの頃に1回だけ共演したことがあるんです。といっても掛け合いがあったわけじゃなくて、主役の方の仲良しグループ内にいる友人B&友人Cって感じ。みんなでわちゃわちゃしゃべるシーンで一緒に映ったんですが、すごく変な気分でした(笑)。姉にはお芝居のことから『今日のごはん、何食べたらいいかな?』なんてことまでなんでも聞いちゃうんですが、いつも正しい答えを返してくれるんです。例えば、『ハンバーガーがいいんじゃない?』と言うから、その通りにハンバーガーを食べてみたら、『まさに今日はこの気分やった!』みたいな(笑)。姉も僕が東京に来てから毎日がすごく楽しくなったと言ってくれるので、これからもお互いに刺激し合えたら嬉しいですね」

ともすれば照れてしまいがちな家族に対する想いも、表情を輝かせながら楽しそうに語ってくれた山下さん。何事に対しても真っすぐな彼に、俳優としての具体的な目標を聞いてみた。

「『君の花になる』や『ガチ恋粘着獣』では表情がコロコロ変わる弟キャラっぽい役を演じたから、サイコパスっぽい役柄にもいつか挑戦してみたいですね。いろんなことにチャレンジしていきたいので、アニメの声優にも興味があります。ガシガシ戦うバトル系や、『名探偵コナン』みたいなちょっとハードな作品に挑んでみたいです」

やました・こうき 2001年11月7日生まれ、大阪府出身。’20年に第33 回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストに選出され、デビュー。ドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日(関東)・毎週土曜26:30~/ABCテレビ(関西)・毎週日曜23:55~)に出演中。

ジャケット¥29,920 パンツ¥27,500(共にプロパガンダ) タンクトップ¥13,200(エゴトリッピング)以上ガロトーキョー TEL:03・6434・9452 ストーンネックレス¥26,400(ガルニ/ガルニトーキョー TEL:03・3770・4554) クロスネックレス¥28,050 イヤリング¥9,900 イヤーカフ¥13,200(以上ゴッドサイズ TEL:03・3418・0717)

※『anan』2023年5月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・岩田友裕 ヘア&メイク・牧野裕大(vierge) 取材、文・真島絵麻里

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