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百想芸術大賞で脚本賞を受けた傑作の超有名な名セリフは?

  • 2023.5.21
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韓国で権威がある百想芸術大賞で今年のドラマ部門で脚本賞を受けた作品を覚えているだろうか?粒ぞろいの候補作の中で栄光を勝ち取ったのは『私の解放日誌』のパク・ヘヨンであった。

彼女は『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』の脚本も書いており、今や韓国ドラマ界でトップクラスのシナリオライターである。

実際、『私の解放日誌』はストーリーやセリフの秀逸さが際立っていたが、韓国JTBCで2022年4月9日から5月29日まで全16話で放送された。

物語はソウル郊外に住む一家が描かれている。3人の子供たちは、イエルが演じるヨム・ギジョン、イ・ミンギが扮するヨム・チャンヒ、キム・ジウォンが演じるヨム・ミジョン。この3人がソウルで働いているのだが、みんな通勤で疲れ果てて、人生に喜びを見出せない。しかも、両親は農業と工場の両方で働きづめで、一家には笑いがない。無味乾燥な生活を送っている。

ドラマの序盤は子供3人が職場で苦労する様子が延々と描かれている。そんなドラマを大きく動かすのは親の手伝いをしている謎めいた男「ク氏」だ。

ク氏は真面目に働いているのだが、夜は酒ばかり飲んでいる。そして3人と心を通わせようとはしなかった。

画像=JTBC
大ブレイクを果たした名作

物語が大きく動くのはミジョンに銀行から督促の連絡が来てからだ。ミジョンは行方が知れない元カレのために借金をしてしまっていたのだ。通知が家族に知られることを危惧したミジョンは、ク氏に協力してもらうことになった。両親に内緒にするためにこうするしかなかった。こうして謎めいたク氏が少しずつ暗い一家に波風を立てることになる。

とにかくセリフがとてもいい。さすがに『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』を傑作に仕上げたパク・ヘヨンの力量が素晴らしい。ドラマの中でミジョンがよくク氏に向かって言った「崇める」という言葉が大きな話題となった。同時に、ク氏を演じたソン・ソックは『私の解放日誌』で大ブレイクを果たした。

〔『私の解放日誌』ドラマ概要〕
放送年/2022年
全話数/16
放送局/JTBC
演出/キム・ソギュン
脚本/パク・ヘヨン
出演者(役名)/キム・ジウォン(ヨム・ミジョン)、ソン・ソック(ク氏)、イ・ミンギ(ヨム・チャンヒ)、イエル(ヨム・ギジョン)、イ・ギウ(チョ・テフン)

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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