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全米No.1に輝いたホットチョコレートで、ホッと温まりませんか?

  • 2015.12.10
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こってりと甘いイメージのあるアメリカのスイーツ。でも最近のニューヨークのトレンドは、甘さ控えめで上品な手作りスイーツです。その中でも特にこの季節に外せないのが、ホットチョコレート。 ニューヨークのマンハッタンにある人気のカフェ「ベイクド」には、全米一に輝いたホットチョコレートがあります。早速ほっこり温まりに行ってきました。

セレブもよく住むトライベッカエリアに昨年オープン

マンハッタンはダウンタウンにあるトライベッカは、セレブたちも多く住む高級エリアです。俳優のロバート・デ・ニーロらによる「トライベッカ映画祭」が毎年開催される場所としても有名です。

地元の人に愛されるカフェ「ベイクド」のトライベッカ店は、地下鉄1番線のフランクリン・ストリート駅からほんの1ブロックのところにあります。

全米ナンバーワンに選ばれたホットチョコレート

ここの「ホットチョコレート」が、レシピやレストラン評などを掲載するアメリカの有名マガジン『フード&ワイン』誌に、全米ナンバーワンの一つとして選ばれたのは昨年のこと。同店では特に冬の季節、ホットチョコレートの売り上げが通常より80%もアップするほどの人気だそうです。

「フランスのホットチョコレートはキャンディーバーのようにトロ~ンと濃厚です。一方、アメリカのホットチョコレートは甘みが強くどちらかというとサラサラとしています。うちのホットチョコレートは、その両方のいいところを取ったバランスの良い味なんですよ」と、マットさんは言います。

早速できたてを1杯いただいてみました。トップは濃厚なフォームで覆われ、その真ん中には大きなマシュマロの塊が浮かんでいます。一口ふくむと、フレイバーはリッチだけどほのかに苦みのある甘さが口の中いっぱいに広がります。

リッチなフレイバーでほのかに苦みのある甘さ

この大人の味のヒミツは、世界のトップパティシエが好んで使う、カカオの洗練された薫りが高いフランスのヴァローナ・チョコレートを使っていることにあるのだとか。ちなみにマシュマロもお店のキッチンでパティシエによって手作りされています。

スタートはブルックリンの小さなお店

もともとチョコレート専門のパティシエだったマットさんが、共同経営者でコーヒー好きのレナート・ポリアフィートさんと「ベイクド」をオープンしたのは2005年。ブルックリンのレッドフック地区という郊外の小さな1軒からスタートしました。

その間、スイーツの料理本も4冊ほど出版し、2軒目となるトライベッカ店をオープンしたのが昨年の11月。ホットチョコレートのおいしさがメディアに紹介されて、そのおいしさの評判はさらに多くの人に知られることになりました。

手作りのカスタムケーキや軽食メニューも豊富にそろう

誕生日やウエディング用の手作りカスタムケーキは全26種類そろっています。また、サンドイッチやトーストなど朝食・昼食メニューなども充実しているので、ニューヨークを訪れた際にはカフェとしてのみならず軽食処としてもぜひ利用してみてください。

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