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カラスのヒナをあまり見かけないのはなぜ?実はヒナの期間が短かった!巣にヒナがいるとカラスは凶暴化するから気をつけて!!

  • 2023.5.19
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カラスがヒナの期間は短い

 

都心部にも生息するカラス。 意外とそのヒナの姿を見る機会はありませんが、それはカラスがヒナとして育てられる期間が短いからともいえるかもしれません。

カラスの巣作りから繁殖時期

カラスの繁殖期間は比較的短く、巣作りからヒナの巣立ちまでトータルで見ても数ヶ月ほどしかありません

カラスの巣作りは、主に春から夏にかけて行われます。 巣は高い場所に作られ、木の枝や建物の突起物、電柱などを利用して構築されます。

カラスの産卵から巣立ちの時期

カラスの繁殖時期は巣作りの後で、産卵は巣の中で行われます。 一般的には春から初夏にかけての時期とされます。

カラスの産卵期間はおおよそ1週間から10日ほどで、通常は1つの巣に3〜6個の卵が産み付けられます。

実は、カラスのヒナは孵化してから巣立つまでの期間も比較的短いとされます。 孵化後、ヒナは巣で親鳥によって保護され餌を与えられます。 そして、約4週間から6週間ほどの間で巣立ちの準備が整い、巣を離れて独立していくのです。

繁殖期に入ったカラスは危険!

 

初夏の時期が近付いてきた頃合いにカラスの姿を見たら警戒をしたほうがいいかもしれません。 なぜなら、巣に近付く事を許さないとばかりに攻撃的になっている可能性があるからです。

カラスは雛を守るために攻撃的になる

繁殖期に入ったカラスは巣立ちを控えたヒナを守るために攻撃的になることがあります。 特に巣の周辺に接近すると、親鳥がうむをいわせずに襲ってくる可能性があります。カラスは自分の子どもを守るために非常に頑強で勇敢な性格を持っています。

カラスは巣をどこにどう作る?

カラスの巣が作られる場所は環境や個体によって異なる傾向があります。 一般的には高い場所を好み、木の枝や建物の突起物、電柱などを利用して巣を作ります。

巣は比較的大きく、枝や枯れ草、ゴミ、糸くずなどを組み合わせて作られます。

カラスのヒナを路上で見かけたらどうする?

もし路上でカラスのヒナを見かけた場合、以下のような対応が適切です。

・ヒナが巣立ちの準備をしている可能性があるので、触らないようにしましょう。 ・近くに親鳥がいる場合は、親鳥の近くに戻してやりましょう。 親鳥はヒナを保護するために必要な餌を与えます。 ・ただし、ヒナが明らかに怪我をしていたり、親鳥が見当たらない場合は、野生動物の保護団体や地元の環境保護機関に相談して適切な指示を仰ぎましょう。

カラスは都市部でもよく見かける鳥であり、繁殖期には特に注意が必要です。 周囲の環境と共存しながら、カラスとの適切な関わり方を心掛けましょう。

日本にはカラスが複数種類いる

 

カラスといっても、実はカラスの仲間は種が豊富です。 日本では、代表的な「ハジブトガラス」「ハシボソガラス」の他にお渡り鳥となる種も存在します。

そこでここでは、日本で姿を見ることができるカラスについて見ていきましょう。

ハシブトガラス

住宅街や公園、時にはビル街でも姿を見るカラス。 それは「ハシブトガラス」と呼ばれる種かもしれません。

住宅街や公園にビル街のような立体構造になっている場所や海岸などを好みます。 太く湾曲した上くちばしをしており、「カーカー」という澄んだ鳴き声をしています。

地面を歩く際は、ピョンピョンと跳ねて移動します。

ハシボソガラス

日本全域の平地から山地まで幅広く生息するカラスが「ハシボソガラス」です。 ハシブトガラスよりも少し小柄で、細くまっすぐのびた上くちばしをしています。 その鳴き声は、「ガーガー」とハシブトガラスよりも濁った音となります。

また、地面を進む際は人間のように足を交互に動かして歩いていきます。

渡り鳥の「ミヤマガラス」「ワタリガラス」「コクマルガラス」

 

日本には、留鳥のハシブトガラスとハシボソガラスの他に、渡り鳥としてやってくるカラスもいます。 くちばしが白い「ミヤマガラス」はシベリアから渡ってきて、河川敷などで姿を見ることができます。

北海道に越冬するためにやって来る「ワタリガラス」は、ハシブトガラスよりも更に大柄です。

 

日本で姿を見ることができるカラスの中で最も小柄なのが「コクマルガラス」です。 カラスというと、全身が黒いイメージがあるかもしれませんが、この鳥は白や灰色がかった羽毛が生えている箇所もあります。

まとめ

カラスの繁殖期間は短く、巣作りからヒナの巣立ちまで数ヶ月ほどしかありません。 親鳥は巣立ち前のヒナを守るため攻撃的になることもあります。

路上でヒナを見かけたら安易に近寄ったり保護するのではなく、周辺に親鳥がいるかどうか確認をしましょう。 人間が周囲からいないことを確認してから親鳥はヒナを助けに行きます。

ですから、適切な対応が必要となります。

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