いつか変わることを信じて伝え続けることは大切『魚田家の育児今昔物語』

皆さんは子育てや家事の分担について、パートナーと喧嘩になった経験はありますか？やはり、価値観の違う人間。ぶつかることはあるでしょう。共働き家庭の分担は特に大変だろうかもしれないですよね。今回ご紹介する作品は、そんな共働き夫婦が抱えがちな課題を描いた作品です。こっさん(@33kossan33)さんがインスタグラムで掲載した育児エッセー漫画ですが、きっと読むと共感できる場面がたくさんあるはずです。『魚田家の育児今昔物語』をご紹介します。どうぞごらんください。

夫の帰りも遅く、ワンオペがつらい…

このお話はこっさんさんがワンオペ育児で大変だった日々を描いたエピソードです。こっさんさんは当時、共働きでありながら、夫の帰りが遅くほぼワンオペ状態の日々でした。

疲れて仕事から帰ってきてもぐずる子どもたちの世話や溜まっていく家事…。とてもじゃないけど自分で一人で抱えられないつらさを感じ日々を過ごしているようです。大丈夫でしょうか…。

喧嘩がしたわけじゃない、だけどつい喧嘩になってしまうジレンマ

いつか変わると信じて、言い続けることも大切

喧嘩をしたわけじゃなく、ただ育児を協力してほしいだけ…だけどうまく伝わらない。そんなジレンマを抱えている人もいるでしょう。気持ちに余裕がないとどうしてもいつの間にか喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。

しかし、余裕がないから話し合いをしたいと思うのですよね。感情を抑えるというのはとても大変なことです。そんなときはあえてできないものはできないと割り切り、話し合いの余裕が持てるくらいに力を抜いてみてもいいのではないでしょうか。

喧嘩をして何かが解決できればいいのですが、そうでないことも…。全てを完璧にこなせる人はそんなにいません。いっぱいいっぱいになってしまうのは仕方がないことなのです。少しでも建設的な話が夫とできるような環境が整うとよいですね。

こっさんさん夫妻はさまざまな問題をどうにか乗り越え、今では夫は家事にも協力してくれるといいます。それは、こっさんさんが諦めずに、夫に言い続けた結果なのかもしれません。

夫の行動がすぐに変わらなくてもその度に諦めず話し合いを続け、少しずつ変わっていくのでしょう。確かにつらいのは「今」かもしれません。どんなにお願いをしても「今」協力的な夫になってくれないかもしれません。

そんなときは、自分が完璧でいようとせず、できる範囲でやっていくことをどうか忘れないでください。そして、諦めずに夫に伝え続けることが大切です。この作品は共働きの夫婦はどうすべきか、ということがとても丁寧に描かれている夫婦の物語りですね。

著者：ゆずプー