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AKB48柏木由紀さん「年下世代とうまくやるコツは、偉そうに昔話をしないこと(笑)」グループ活動の“これまで&これから”

  • 2023.5.19

「もし、柏木由紀さんが〇〇だったら…」そんな妄想ストーリーに乗せて、7つのワークスタイル別にCLASSY.ベーシックを着こなしてくれたAKB48柏木由紀さん。グループ最後の「現役ひと桁期生」として活躍を続ける柏木さんが、自分のため、グループのために考えていることって? グループ最年長として大人数のなかで活動している柏木さんの等身大の気持ちには、CLASSY.世代のヒントとなるトピックスが満載でした。

「与えられる立場から与える立場になろう」心境が変化した理由は

——グループ最年長、31歳で現役アイドルとして活躍している柏木さん。ここまでキャリアを重ねてこられた原動力を教えてください。
活動の原動力は、やっぱりファンの方の存在です。みなさんが反応してくれると、大変なことでも「これを乗り越えたら誰かが喜んでくれる」と思ってがんばれます。アイドルになりたての頃は「自分が前に出たい」、「有名になりたい」が1番でした。でも仕事に慣れて、視野が広がり始めた20代後半くらいからは「自分のためよりファンのため」という気持ちが強くなって。人が喜んでくれること、グループのためになること、を意識して活動するようになりました。

——「自分よりも周りのため」と思うようになったのは、何がきっかけでしたか?
AKB48と、NMB48やNGT48との兼任をした経験が大きかったです。兼任をすることで、「後輩に何かを教える役割を渡されているんだ」と気付いてからは特に、そういう視点を意識するようになりました。それまでは自分が後輩だったし、総選挙で競うことも多かったので、常に負けたくない気持ちがあったんです。「自分だけの強みを持たなきゃ」って必死だったし、自分の行動や考えをなるべく周りに教えたくなくて。でも兼任を通じて、多くの後輩と接する中で、自分の経験が何かのためになるなら伝えていきたい、と感じるようになった。与えられる立場から与える立場になろう、と思えたのは大きな変化でした。

後輩と打ち解ける秘訣は「悩みを自分から打ち明けること」

——CLASSY.世代は、後輩との付き合い方に悩む人も多いです。年下の世代とも活動している柏木さんが、後輩との接し方で意識していることはありますか?
偉そうに昔話をしないこと(笑)。あとは、自分の悩みを後輩に話すこと。年齢やキャリアを重ねると相談を受ける側になりがちですが、「実はここで悩んでるんだよね」と切り出すと、相手も心の内を話してくれる。「なんでも言ってね」とオープンマインドでいたとしても、やっぱり後輩からは話しにくい部分もあると思うんです。自分の悩みや苦手なことを伝えると、相手も悩みを打ち明けてくれたり、助けてくれたり、距離も縮まるので、後輩を頼ることは大事にしています。

——柏木さんご自身が、先輩からされてうれしかったことはありますか?
自分に対して、はっきり意見を言ってもらえたのはうれしかったです。髪型とかメークとか服装は、先輩のアドバイスで変わった部分がたくさんあります。言葉だけじゃなくてその場で実際に髪をアレンジしてくれることも多くて、自分で見ても明らかに変わるからありがたかったですね。私も今、後輩にコスメを貸したり、似合いそうな色をプレゼントしたり、相手にとってプラスになりそうなことはアドバイスするようにしています。

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シャツ¥23,100(アストラット/アストラット 新宿店)パンツ¥49,500(スタニングルアー/スタニングルアー 新宿店)イヤリング¥7,350(アビステ)ブレスレット¥9,350(イン ムード/フォーティーン ショールーム)

<SHOP LIST>
アストラット 新宿店 03-5366-6560
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撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉(モデル)、五十嵐洋(静物) ヘアメーク/木部明美〈PEACE MONKEY〉 スタイリング/平沼洋美 取材/坂本結香 構成/宮島彰子〈CLASSY.ONLINE編集室〉

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