【日田】江戸時代の酒蔵が今も！酒蔵直営のパン屋さんの『大吟醸入りパン』

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！食べて美痩せできるものにアンテナを張っている私が旅先で嬉しいお店を見つけました！

旅の場所は、大分県日田市。福岡県うきは市のお隣です。日田市の中でもずっと行ってみたかった豆田町を散策していたら、流石は江戸時代に幕府直轄の天領地として日田代官所が置かれた城下町！江戸時代から続く酒蔵を持ち、今も酒造りをしているという「クンチョウ酒造」のショップを見つけました。「蔵元ショップ 薫長酒館（くんちょうしゅかん）」です。

長～い歴史と広～い土地！

こちらの酒造は、約2000坪の敷地に、1703年（元禄時代）に建てられた酒蔵など5つの蔵が現存し、今も酒造りを営んでいます。ここで作られる清酒・薫長は厳選された原料米を、良質の地下水で磨き、昔ながらの製法を用いて醸造されています。その飲み口は、豊潤にして淡麗、澄んだ色合いと風味を備えています。その名の通り薫り穏やかな味わいで、天領・日田を象徴する逸品として広く親しまれています。熊本国税局鑑評会では、連続優等賞受賞。全国新種鑑評会でも金賞受賞多数回という実績があります。 お店の左側には「ソフトクリームカフェ＆利き酒BAR」があり、お酒やあま酒ソフトクリームもいただくことができます。

おいしいお酒がパンに！

「蔵元ショップ 薫長酒館」の道路を挟んで向かいにあるのが、私がピピーンときたお店「発酵舎KOGURA（はっこうや こぐら）」です。

発酵食品はこのコロナ禍でも注目された健康食品のうちの一つですよね♪お通じの改善にも一役買ってくれる食物繊維も豊富な発酵食品。そして酒由来の発酵食品と言えば？？そうです！「酒粕」ですよね。こちらではその酒粕をパン生地に練り込んでいるという、酒蔵直営のパン屋さんならではのパンを販売しているんです。しかも贅沢すぎることに、こちらのパンに使われている酒粕は大吟醸なんですよ～！ 一番人気という「大吟醸酒粕入りあんぱん」や、シンプルな「吟醸プレーンパン」がこちらです。

袋を開けた瞬間ふわっと豊潤な酒粕の香りが～。一口噛んで酒粕入りのパン特有のずっしり感に感動しました。舌触りはしっとりしていて、お米の甘みも感じられましたよ。 因みに個人的には酒粕を食べた翌日にはお肌がスベスベの美肌効果が感じられます♪ 奥の方は酒粕入りではない天然酵母パンですが、どれも卵やショートニングは不使用、添加物などは極力使用していません。小麦粉は１００％国産麦（そめいよしの）を使用し、塩は古代天然塩、砂糖は奄美産のきび砂糖、そして水は、薫長の酒の仕込み水を使用しているという贅沢で安心安全なパンです。

お食事やスイーツも♪

お店の奥は、カフェスペースになっています。

レトロと現代風が交錯するお洒落な空間♪

そしてこちらでは酒の仕込み水で淹れたコーヒーや、発酵食品である甘酒、酒粕グラノーラを使ったスイーツもいただけます。

「発酵ランチ」は砂糖の代わりに甘麹、塩の代わりに塩麴、醤油の代わりに醬油麴、お料理の味付けにはクンチョウ酒造で作られた米麹を使用した酒蔵ならではの発酵調味料をふんだんに使用しているというこだわりようです。これだけ発酵尽くしのランチを食べたらキレイになれること間違いなしですね♪

店員さんもおキレイ♪

「蔵元ショップ 薫長酒館」の2階は薫長酒蔵資料館になっていて、酒造りの様子や日本酒の歴史、製法を知ることができます。学んで食べて！きれいになれる♪「発酵舎KOGURA（はっこうや こぐら）」に是非行ってみてくださいね。福岡県からは、太宰府ＩＣから日田ＩＣまで約45分。豆田町は大分道自動車道日田ICを降りて約２ｋｍの場所なので、福岡からも気軽に行くことができますよ。

・発酵舎KOGURA（はっこうや こぐら） ・大分県日田市豆田町５－２１ ・(0973)22-2505 ・定休日：水曜日 ※火曜日はパンを焼きません ・ランチタイム：１１：３０〜１４：３０ （オーダーストップは１４：００） デザートタイム：１４：００〜１６：３０ （オーダーストップは１６：００） ・発酵舎KOGURA（カフェ・喫茶・ベーカリー）｜大分県日田市豆田の酒蔵クンチョウ酒造 (kuncho.net) ・発酵舎kogura(@hakkoyakogura) | Instagram