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親子で読み聞かせをもっと楽しむには?「待ちよみ」で大切な「おと」&「もの」の絵本【最新号からちょっと見せ】

  • 2023.5.19

待ちよみ®絵本講師の内田早苗さんが提唱する「待ちよみ」は、「待つ」と「読む」を合わせた造語。その「待ちよみ」では「おと」「もの」「あそび」「せいかつ」「くりかえし」の5つの要素を大切にしています。内田さんに、それぞれの要素を含むおすすめの絵本を選んでもらった中から、「おと」「もの」の絵本の一部をご紹介します。

いつまでも聞いていたいな 「おとの絵本」

声に出して読んであげるうちに、子どもだけでなく、大人の気持ちも楽しくなるはず♪

たいこ
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2歳~ たいこパーティーのはじまり、はじまり
『たいこ』
樋勝朋巳/文・絵
福音館書店 990円

「トン トン トトトン」というたいこのリズムにひかれ、ひとり、ふたりと仲間が集まってきました。「トン ポコ ペタ ボン ガオー ゴン」。みんなで一緒にたたくと楽しいね。

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つるかめ つるかめ
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5歳~ 元気になれるおまじないの言葉
『つるかめ つるかめ』
中脇初枝/文 あずみ虫/絵
あすなろ書房 1320円

古くから伝わるおまじないをテーマにした絵本。どれもなんだか不思議な響きだけれど、となえればきっと勇気が湧いてくるはず。巻末ではそれぞれの言葉の由来も紹介しています。

日常と空想を行き来できる 「ものの絵本」

絵本の中に「知っているもの」や「好きなもの」があると、絵本好きになるきっかけにも。

コップちゃん
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0歳~ 道具なのに、まるでお友達みたい
『コップちゃん』
中川ひろたか/文 100%ORANGE/絵
ブロンズ新社 935円

コップちゃんに話しかけます。「こんにちは」「おなまえは?」「いくつ?」。子どもにもなじみのある言葉が繰り返され、いつも使っている道具が身近に感じられます。

あっちゃん あがつく たべものあいうえお
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3歳~ 好きな食べ物はあるのかな?
『あっちゃん あがつく たべものあいうえお』
さいとうしのぶ/作 みねよう/原案
リーブル 1980円

アイスクリームにコロッケ、のりまきにピザ。おいしそうな食べ物が次々と登場。言葉遊びをしながら読み進めてみよう! ごはんやおやつの時間が待ち遠しくなっちゃうね。

選書
内田早苗さん
うちださなえ/待ちよみ®絵本講師。講演活動を中心に「マツコの知らない世界」などメディア出演も多数。「待ちよみ®」の考え方を反映した農園「きいろいおうちfarm」の運営も。

編集協力/菅原淳子(kodomoe2023年6月掲載)

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