29歳のパニママは家族3人でタワマンに暮らしています。最上階に夫婦が引っ越してきたのですが、その女の人が嫌味ばかり言ってきて……。スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「金持ち自慢のマウント女と、思わぬ展開で親友に」を紹介します。
29歳のパニママは専業主婦。元気な2歳の男の子・ハルトの母です。2カ月後には2人目の出産を控えていて、現在30階建てのタワマンの3階に住んでいます。
タワマンの最上階に引っ越してきたタチバナさんは不愛想
最近、タワマンの最上階に夫婦が引っ越してきたという噂。ある日エレベーターで40歳くらいの女性に出会い、話しかけてみたところ彼女がその最上階に住むタチバナさんだと分かりました。しかし、タチバナさんは無愛想であまり話してくれません。
エレベーターで会うとマウントばかり
翌日、パニママはハルトと一緒に買い物に行くことに。エレベーターでタチバナさんに出会ったのですが、「30階からここに来るまでの道のりがとーっても長いの」と嫌味を言ってきます。
また別の日には、「低層階の住民のせいで各駅停車!」と低層階の住民がエレベーターを使うのが面倒だと言い、パニママには階段を使えと言う始末。
パニママはタチバナさんと会わないタイミングでエレベーターを使いたいのですが、なぜか偶然よく会うのです。タチバナさんは、その後も会うたびにマウントや嫌味を言ってきます。
タチバナさんが交通事故で車椅子生活に
パニママはしばらくタチバナさんと距離を置いていたのですが、ご近所さんの噂によるとタチバナさん夫婦は交通事故に遭ったそう。旦那さんは亡くなり、タチバナさんは車椅子生活になったとのこと。
そんなある日、エレベーターを待っているとタチバナさんが車椅子で現れ、エレベーターに乗ろうとしています。しかし、まだ車椅子に慣れていないからか、エレベーターの壁にぶつかってうまく乗れない様子。皆でタチバナさんを手助けしようとすると「不愉快だわ!そこどいて! 私を見下ろさないでくれる?」と拒絶。
結局見かねたパニママが手助けをしてエレベーターに乗せて家まで送り届けましたが、感謝の言葉もなくタチバナさんは何も言わずに去っていきました。
エレベーターでよく遭遇していた理由が明らかに
数日後、またタチバナさんとエレベーターで遭遇。すると、小さな声で「この間は、あ、あ、あ…あり…がとう…」とお礼を言ってパニママが降りる3階のボタンを押してくれました。パニママはタチバナさんと話をするうちに、じつは素直な人だとわかりました。そして、タチバナさんは家に招いてくれたのです。
タチバナさんは引っ越してきたばかりで友達がいなく、誰かと話し相手が欲しかったと本音を打ち明けてくれました。どうやら、パニママと会うためにエレベーターで遭遇するフリをして待ち伏せをしていたんだとか。
でも何を話せばいいのか分からず嫌味やマウントになってしまっていたとのこと。本心を聞けて、すっかり打ち解けたパニママはタチバナさんと友達になることに。
すれ違いを乗り越えて親友に
パニママは、隣の部屋が空いていることを教え、引っ越すことを提案してみました。タチバナさんは泣きながら大喜び! 今ではタチバナさんがパニママの子どもたちの面倒も見てくれたりと、すっかり親友になっています。
出会いは最悪でしたが、素直な気持ちを打ち明けることで相手を理解できるのですね。その後、タチバナさんはマンションの住人とも打ち解け、第2の人生を歩み始めています。
著者:ライター パニコレ
ベビーカレンダー編集部