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髪が抜け落ち変わり果てた娘と再会した母「どんなにつらかったか」涙を流して<妻の不幸を喜ぶ夫>

  • 2023.5.19

レイさんは、年上でやさしくて、聞きじょうずなトオルと意気投合し結婚。なぜかレイさんが失敗することをうれしがるトオル。妊娠を機にトオルの勧めで専業主婦に。娘・桃を出産後、家に帰るとマンションは売り払われており、義実家で同居することに。

産後、慣れない場所での育児に加え、家に誰もいなくなると覗いてくる不気味な引きこもりの義兄と、嫌味や文句ばかりのトオルとの生活。

さらに、スマホを捨てられ外と連絡を取ることもできず、髪の毛も抜け落ち、外出も禁止されてしまったレイさん。心も体もボロボロになっていました。

「母親なんか、一生会わなくてよくない?」

「もし黙って帰ったりしたら、桃がどうなっても知らないよ」

トオルの言葉で、支配されていたことに気づいたレイさんは、娘・桃と一緒に義実家を飛び出します。偶然会った顔見知りの竹さんに携帯を貸してもらい、母と連絡することができたのでした。

久しぶりに会う母。すっかりやつれたレイさんの姿を見て…

飛行機で地元へ帰ってきたレイさん。迎えに来てくれた母は、髪が半分以上抜け落ち、すっかりやつれてしまったレイさんの姿を見て言葉を失います。そしてレイさんに駆け寄り、「どんなにつらかったか……」と涙を流します。

実家に帰ってからは、母と伯父のおかげでゆっくり休めていたレイさん。

しかし、その間にも母の携帯にトオルからの連絡は続いていました。家を出てすぐのころはレイさんを責める言葉ばかりでしたが、時間が経つにつれやさしい言葉で丸め込み、連れ戻そうとしてきます。

トオルの本性を知った母は、ますます憤怒。「レイはこれから、どうしたい?」」と母に聞かれ、離婚したいという本心を伝えます。

トオルと会って話し合うことを決意したレイさん。自分や娘に愛情がない人とは、一緒にいられません。母と伯父に支えられて、レイさんは前を向くことができました。

今までのトオルの言動を考えると、会うことすら不安ですが、レイさんの今後の幸せのために、しっかり話し合えるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希

ベビーカレンダー編集部

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