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【彼と話し合えるコツ】絶対に避けるべき「NGシチュエーション&話し方」

  • 2023.5.18

彼と本音で話し合いって、できていますか? 実は話したいことがあるけど、彼が聞いてくれない。いつもはぐらかされるといった悩みを抱えた女性は、実は多いです。そんな時は、話すシチュエーションを見直してみるだけで、会話がスムーズに進む可能性があります。この記事では、話し合いをしたいなら避けたいNGシチュエーションを5つ解説しています。

カップルの話し合い、これだけは避けた方がいいシチュエーション&話し方

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 223

恋愛を続けていれば、話し合いが必要な場面は必ずあります。話す内容が深刻であるほど、切り出すのがためらわれたり、せっかく切り出してもスルーされてイライラしたり、なんて事がよくあります。
また、恋愛相談に乗っていると、「彼が話し合いに応じてくれない」という困ったケースがよくあります。女性としては、今だと思って話しているのに「あー……」とか「後でね」とか「またそれ?」といった感じで、煙たがられて話し合いどころではないというのです。

話し合いが成立しない理由にはいくつかありますが、その1つにシチュエーションや話す側の伝え方の問題があります。話しを切り出す女性側としては、相手にも配慮しているつもりでも、相手には全然それが伝わっていないというわけです。

今回はそんなよくある避けるべきシチュエーションを5つまとめました。実は筆者も、過去にこうした過ちを犯したことがあります。それくらい、必死な時はやりがちな失敗。ぜひ覚えておきましょう。

自分の思考の整理ができていない時

話し合いは、ある程度切り出す側が伝えることを整理できていないと、話がとっちらかり、相手にも意図したことが伝わりません。
結論までバッチリ出してから望む必要はありませんが、1番伝えたいこと、伝えた上で話し合いたいこと、くらいまでは、頭の中で整理してから話しましょう。

特に男性は、話し合いでは結論を重視する傾向があり、人によっては話し合いの過程を面倒に思うタイプもいます。そうしたタイプに、思うままに話をすると、伝わらないどころか「面倒な女だな」なんて思われ、別のトラブルにも発展しかねません。まずは話したいことを自分の中で整理してから望む。覚えておきましょう。

感情が高まっている時

「なんで分かってくれないの!?」
「そんなことするなんて最低じゃないの?」

話し合いの際、相手に改善を望む内容だった場合、その前にこうした負の感情が高まっていることがよくあります。
でも、話し合いの場には、この感情を高めたまま望むと、高確率で話し合いは成立しません。
逆の立場で考えてみてください。前向きに話をしたいのに、ちょこちょこ感情面の不満をぶつけられたり、キレたり泣かれたりされたら、それだけでうんざりしますよね。

女性はつい感情が高まった時ほど話し合いをしたがるものですが、男性は逆で、感情が高い相手を前に話をしたくない人がほとんどです。
不満がある時は、まず自分である程度その感情を出しきり、整理できた状態で相手に向き合いましょう。

相手が何かしている時

例えば彼氏がテレビを見ているとか、スマホでゲームをしている時、彼女からしたら「暇そうだな」と判断できますよね。そして「今話せる?」と話し合いが切り出されることがよくあります。
ただし、これはシチュエーションとしてはよくありません。なぜなら、彼女にとって暇そうでも、男性にとって暇かどうかは分からないからです。

よく話し合いが成立しないケースに、「彼がテレビやスマホから目を話してくれない」といった悩みを聞きます。そもそも、テレビやスマホを見ている時に話し合いをしようとするのが間違いと言えます。

じゃあどうしたら良いかというと、答えは簡単で「話がしたいんだけど、いつなら都合いい?」と彼に聞くだけでいいんです。仕事に例えるとわかりやすいですが、何か相手に質問したい時って、必ず「今よろしいですか?」って聞きますよね。これをカップル間でも必ず行うイメージです。

それでも向き合わない彼は論外ですが、関係が築けているなら「この番組終わったらでいい?」とか「今は忙しいから週末は?」とか、代替案を出してくれます。お互いが良いタイミングを見つけてから、話し合いには望みましょう。

相手が疲れている時

実は、話し合いをするのに不向きな時間というのが存在します。
それはズバリ夜! 理由は2つあり、1つは、夜はリラックスモードのスイッチが入りやすくなり、人はポジティブなやり取りがしにくくなるからです。よく「夜になると落ち込む」と話す人がいますが、これは夜がもたらす生物の本能も関係しています。

2つめは、そもそも疲れていることが多いからです。人は疲れていると、面倒事を避けたり、手早く終わらせたりしたくなるものです。
仕事も終わってやっと一息…と思っていたら、彼女から深刻な話をされたら、彼はどんな気持ちになるでしょうか。

夜しか話せない状況もあるとは思いますが、事前に話し合いの日を決めたり、話す内容を告知しておいたりするなど、なるべく疲れた彼にも配慮しながら向き合えると、話し合いはよりスムーズに進みます。

心地よくない空間で話す

人によっては、人目を気にして本音が言えなくなるタイプがいます。筆者も過去そういうタイプの男性と付き合ったことがありますが、このタイプには「外で落ち着いて話す」というのは、逆に会話を止めてしまう原因になります。

話し合いをするシチュエーションを選ぶ際は、相手が1番話しやすい場所や時間はどういったものかを考え、場所を設定した方がいいでしょう。彼がどういったタイプかは、彼女であるあなたがよく知っていると思います。

私の例をあげると、元彼はカフェのような人がたくさんいて、話を聞かれる可能性の高い場所では、恥ずかしさが勝って全く話をしてくれなくなりました。一方、居酒屋など、お酒の入るガヤガヤした喧騒の中なら、場の空気の影響なのか、自身も饒舌に話すようになる傾向がありました。話し合いの時は居酒屋で、というのが私の当時のセオリーになっていました。

このように面倒かもしれませんが、彼が話しやすいお店や場の空気を知り、そういった場所で会話を始めるのもスムーズなやり取りには大切です。ぜひ考慮してみてください。

話し合いって、実はどういう状況でどう話すべきか、誰しもが正解を知らないまま大人になっていることがよくあります。でも、実は円滑に話が進むには、いくつか押さえたいセオリーがあります。今日ご紹介した5つのNGシチュエーションを参考に、ぜひ彼と良い話し合いをしてください。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

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文・おおしまりえ

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