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「うまくできるかな…」我慢できないかゆみ→月経カップを使ってみた結果は

  • 2023.5.19

私はアトピー性皮膚炎で、生理前や生理中は特に肌がかゆくなります。その中でも、特に頭を抱えていたのがデリケートゾーンのかゆみです。生理用ナプキンは私の肌に合わず、いつもかゆくなってしまっていて……。そんなとき、興味を抱いたのが月経カップ。経済的にもいいと思った私は、すぐさまネットショッピングで月経カップを検索したのです。

サイズ選びから始める

購入サイトを見てみると、私が購入しようと思っていたメーカーの月経カップにはS・M・Lと3つのサイズがあることがわかりました。私の身長はどちらかというと低め。さらに初心者ということで、一番小さいSサイズがいいかなと考えました。

しかし、そこには「経産婦や経血量が多めだとSサイズでは経血が漏れてしまう可能性がある」との口コミが。どちらにも当てはまっては私はどうしようかと改めて考えました。

そこまで安くない月経カップ。失敗はしたくありません。悩んだ末、私はMサイズを選ぶことにしました。

月経カップ到着! さっそく装着してみると…

月経カップは生理がくる前に届きました。先んじて説明書を読みながら、月経カップを煮沸消毒。準備をしっかりして生理がくるのを待ちました。

そして迎えた生理1日目。トイレに行き、月経カップを半分に折りたたんで腟に入れようとしたのですが……なかなかうまく挿入できません。「この方法で合っているのかな?」と不安を抱きながら、格闘すること数分、苦戦しつつもなんとか挿入することができました。

しかし、あまりにも苦戦し、私は「タンポンを入れるより大変だな……」「毎回、こんなに苦労をしなくちゃいけないの?」と、月経カップについてマイナスなイメージを抱いてしまいました。

何でこんなに漏れているの!?

加えて、月経カップを挿入して数分後。なんだかショーツが濡れている感覚があり、私はトイレに駆け込みました。

すると、月経カップを入れていたにもかかわらず、経血が漏れていたのです。ショーツは経血で汚れてしまっていました。「位置が悪かったのかな?」と、思い月経カップを取り出しましたが、月経カップには経血が溜まっています。「もしかして、Mサイズは小さかったのかな……」と、私はこのとき、とても不安に。

そして再度、入れ直して様子を見てみることに。慎重に入れ、1回目よりもスムーズに入れることができました。その後、1時間、2時間と過ごしてみましたが、今度は漏れている感覚はありません。やはり、慣れていなかったことから、入れた位置が悪く経血が漏れてしまったよう。その後も経血が漏れることなく使えたため、「サイズは間違っていなかったんだ!」と、安心しました。

初めての月経カップの挿入は悪戦苦闘しましたが、今では慣れてスムーズに挿入することができるように。そして、私の場合は月経カップと吸水ショーツの組み合わせで使っています。生理用品を月経カップと吸水ショーツに変えたことで、デリケートゾーンがかゆくなることはなくなり、生理用ナプキンを買わなくなったため、わが家の経済的にもいいほうに作用しました。

また、子どもとお風呂に入るときにも大活躍しているので、私の場合は「月経カップを買ってよかった!」と心の底から思っています。

著者/花山 花子
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子

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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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