【西区福重】工場直営！本場のピッツァが安い＆ここでしか買えないパンも！

2023.5.18
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こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！コロナの規制も緩和されて海外に行きたくてウズウズ。すぐには行動を移せない身ですので（笑）、昔住んでいたイタリアの食だけでも懐かしみたいな～と思っていたら、その願いが叶うお店をサイクリング中に発見！

このお店の支店でお買い物したことはあったのですが、なんとこちらは「工場直営」といいますから、お得なものもありそうで（笑）期待も高まります！

本場の味をここ福岡に！

オーナーシェフの嶋岡圭吾さんは、ローマでの2年を含む8年間、イタリア全土とスペインはバスク地方を中心にレストランで修業されました。帰国後は全国百貨店のイタリア展に出展、新宿伊勢丹では師匠のボンチガブリエレとコラボで大成功を収めるなどの実績を積まれた後、ここ福岡で「ピッツァアルターイオ」をオープンさせました。

素人の私に丁寧に説明してくださった嶋岡さん

本場のピッツァ！

イタリアと一口に言っても、イタリア料理という概念を語るのは難しいというくらい地方によって食文化が違うんですよね。私が住んでいたのはプーリア州のバーリという町だったので、薄焼きのピッツァとは無縁だったのですが、こちらのお店では日本で人気の高いローマの薄焼きピッツァがご覧の通り！

定番からイタリアの美味しいお総菜を思わせるトッピングまでありますね。ピッツァは支店でも扱っているのですが、なんといっても嬉しいのが価格♪工場が併設されている「工場直営」の店舗なので、支店よりもお安めの価格設定になっています。

ここでしか買えないんです！

支店で扱っているのはピッツァとお総菜なのですが（お総菜とっても美味しいです！）、こちらの店舗はパン＆スイーツのお店とのこと。「ピッツァアルターイオ」さんで、イタリアのパンが食べられるとは感激です！

お総菜系も充実

中にクリームが入った揚げパンはシェフのイチオシ♪

ピッツァアルターイオのパンに共通している製法は、中種方式です。中種方式とは材料の半分くらいを混ぜて捏ねてから一度発酵させ（この状態が中種）、残りの材料を加えてさらに捏ね再び発酵させるという、2回の発酵を経て焼き上げる製法のこと。こうすることにより、イースト臭が消えて生地が”アガル”のだそうです。そしてパンの要となる水が日本のものなので、小麦粉はその水と合うように福岡県八女市のミナミノサチを使っています。石臼で挽いており、挽きの粗さが特徴。加水を高くすることで、外がカリカリ、中はしっとりとした仕上がりになるのだそうです。今回私がいただいたのは、「バゲット」「フォカッチャ」「チャバッタ」「ロゼッタ」「ロールパン」の5種。

バゲットは本来フランスのものですが、見た目はバゲットでも中はしっかりイタリアパン。中種方式で焼かれているのが一番分かりやすかったです。そして毎日のように食べていた懐かしのフォカッチャはオリーブオイルの香りが高い本格派！草履の意味を持つ「チャバッタ」は水分量が多いのでモチモチしていて噛み応えがあり小麦粉の旨みを噛みしめたい♪という美味しさでした。バラの意味を持つ「ロゼッタ」はバラのように可愛らしいのに、カリッとちょっとハードな感じでまた違う美味しさが楽しめました。これらのパンを使ったパニーニもありますよ。