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【感動】一人っ子の息子におばあさんが「教えてくれた言葉」とは?

  • 2023.5.18

バスの中で悩みを打ち明ける息子に、見知らぬおばあさんが言葉をかけてくれました。息子だけでなく、私の心まで見抜いて伝えてくれた優しい言葉とは、どんな言葉だったのでしょうか?

画像: ftnews.jp
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初めて知った息子の悩み

私には一人っ子の息子がいます。最近、息子は勉強がうまくいかず悩んでいたのです。しかし私は、息子が家では普通にしていたので気が付いていませんでした。ある日、私と息子がバスに乗っているとき、息子は私に言いました。

「僕は失敗ばかり。何をやっても友達の方が上」

「テストでいい点とれないから、いい大学に入れないと思う」

私は息子の話を聞いて、言葉に詰まってしまいました。なぜなら、テストでいい点が取れなかったらいい大学に入れないと、日頃息子に言っていたからです。私が息子を追い込んでしまったと思い、戸惑ってしまいました。

知らないおばあさんが息子に送った言葉

私は息子の言葉がショックで、何を言えばいいのかわからず黙ってしまったのです。なんとか落ち込む息子を元気づけたいと思っていたところ、近くに座っていた知らないおばあさんが息子に話しかけてくれました。

「完璧な人なんていないよ」

「人生は冒険だから、いつも良い道ばかりじゃない」

「勉強ができなくても冒険は続く。冒険を楽しんでね」

「お母さんも君と一緒に冒険しているんだよ。だから一緒に歩いていけばいいんだよ」

「転んだら起きて歩く。ただそれだけ。優しいいい子だったらそれでいい」

温かい心の交流に涙

おばあさんの言葉に、息子は照れながら笑ってうれしそうにしていました。私は息子の未来を心配するあまり、目の前の息子の心に鈍感になっていたのかもしれません。おばあさんは私たちに微笑んで、バスを降りていきました。

おばあさんとの会話はほんのわずかな時間でしたが、心にジーンとくる言葉をくれて、息子だけでなく私の心も救われたようでした。息子の冒険を見守れる親になりたいと思った出来事でした。

ftnコラムニスト:鈴木まさ美

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