【毎日更新】カンヌ映画祭開幕！ジョニー・デップ、女性監督と手を繋ぎ登場。

2023.5.18
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大階段。2023年カンヌ映画祭初日の5月16日。マイケル・ダグラス、ユマ・サーマンをはじめ、思いがけないゲストが続々とマイウェン監督作『ジャンヌ・デュ・バリー』上映会に訪れた。

(左から)ポーリーヌ・ポルマン、ディエゴ・ル・ファー、マイウェン監督、ジョニー・デップ、ピエール・リシャール、ベンジャミン・ラヴァ―ヌ、パスカル・グレゴリー、そしてメルヴィル・プポー。(カンヌ、2023年5月16日)photography: Getty Images

5月16日、2週間に渡って繰り広げられる大イベント、2023年カンヌ国際映画祭が開幕した。毎年、上映会に訪れた多くのスターが伝説のレッドカーペットを練り歩く。初日に登場したのは、時代劇映画『ジャンヌ・デュ・バリー』の俳優陣。観衆の視線は監督のマイウェンに集中した。ジョニー・デップはカンヌには来ないだろうと最後まで囁かれていた。しかし、19時。映画祭のオフィシャルカーからボディガードが降りた後、続いて俳優が現れ、何百人ものカメラマンの前に進みフラッシュを浴びた。この数ヶ月間、元妻アンバー・ハードとの訴訟後もいろいろと物議を醸してきた、ティム・バートン作品でおなじみの俳優は、大勢のファンと挨拶を交わした後、撮影中には不仲説が流れていたマイウェンの手を取って大階段を上った。

彼らの前にも、国際的スターたちが18時頃からパレ・デ・フェスティバルに到着し、次々と大階段を上った。ラファエル・ペルソナはアナイス・ドゥムスティエを伴って登場。フォトコールに応じて一緒にポーズを取った。一方、グザヴィエ・ドランやカトリーヌ・ドヌーヴはひとりで開会式に訪れた。マッツ・ミケルセン夫妻、ヘアをブルーに染めたヘレン・ミレン、エル・ファニング、エマニュエル・べアール、さらにユマ・サーマンも大階段で映画祭初日の高揚感に浸った。

『キル・ビル』でヒロインを演じた女優は息子のレヴォン・ロアン・サーマン＝ホークと腕を組んで登場。彼女は俳優でプロデューサーのマイケル・ダグラスに名誉パルムドールを進呈する役目を任されている。78歳のアメリカ人俳優は妻で女優のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズと19歳になるふたりの娘ケーリーとともに大階段を上り、仲睦まじい姿を見せた。