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「危ないっ…ブレーキが効かない!」子どもを乗せた電動自転車であわや事故!助けてくれた人たちとは?

  • 2023.5.17

0歳と3歳を連れて、抱っこひもとベビーカーでの通園。子ども2人を連れて片道約2kmの徒歩通園にクタクタの毎日でした。そんな毎日に限界を感じ、なんとか保育園の送迎をラクにしたいという思いで、下の子が1歳になると同時に電動自転車を購入。安全性を重視し前座席がしっかりとしたものを選びました。これで送迎がラクになる、行動範囲が広がるとわくわくしていた矢先……。

試しに自転車でショッピングモールまで出かけることに

念願の電動自転車を購入した翌日、さっそく3歳の長男を後ろに乗せて、徒歩では行けなかったショッピングモールへ行ってみることに。買い物を終え、外に出ると雨が降っていました。大降りではなかったため、自転車で帰ることに。しかし、雨はだんだん激しくなり視界不良。ゆっくり走っていたものの雨で路面がすべりやすくなっていたため、坂道でブレーキのコントロールを失い転倒。幸い、子どもはシートベルトをしていたため外へ投げ出されることはなく、ヘルメットも被っていたため、けがもありませんでした。

安堵の思いで自転車を起こそうとしましたが、電動自転車が想像よりも重く、私の力だけでは起こせません。子どもも「ママ、怖かった」と泣きそうな表情。どうしようと焦っていると「大丈夫?」と車で通りがかった中年の女性が降りてきました。一緒に電動自転車を起こしてくれホッとしたのもつかの間、自転車は傷だらけ、雨よけのカバーも破れていました。自転車に乗りペダルを踏むと「ギーギー」と変な音も。さらには、タイヤがスムーズに進みません。

すると、子どもが「修理に出さなきゃ、ぼく歩けるから大丈夫だよ」とひと言。幸い購入した店舗が徒歩圏内だったため、電動自転車を押して店舗に。店に着くと前日の店員さんに「結構激しく転んだね、けがをしなくてよかった」と言われ、無償で修理をしてもらいました。子どもがけがをしなくて本当によかったという思いと、やさしくしてくれたみなさんの温かい心で、胸がいっぱいになり涙が出ました。今でも自転車の傷を見るたびに、転倒してしまった日の事を思い出します。安全運転を心がけ、雨の日には極力乗らないように心に決めた出来事です。

作画/ひのっしー


著者:井島りほ

ベビーカレンダー編集部

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