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暮らしやすい間取りって?一人暮らし・二人暮らし、間取り選びのポイントまとめ

  • 2023.5.17

一人暮らしの間取り選びのポイント

1K・ワンルームのメリットは、「ものが増えすぎない」こと

初めての一人暮らしで選ばれることが多いのは、「20〜25㎡前後」の1K・ワンルームのお部屋。居室は「6畳〜8畳」程度が一般的です。 もちろん、部屋が広くなればなるほど家賃は高くなるので「必要最低限の広さ」として選ばれているところもありますが、小さな1K・ワンルームにはメリットもあります。

それは、「ものが増えすぎない」ということ。 一人暮らしの場合、学生から社会人へ、あるいは二人暮らしへなど、ライフスタイルの変化に合わせてお引越しされる機会も多いです。そんなときに、広めのお部屋で、家具もたくさん置いて暮らしていると、引越し作業はかなり大変で、お金もかかります。

ものを置けるスペースに限界があることは、デメリットと感じられる人が多いかもしれませんが、「快適に暮らしている人のお部屋には、実はものが少ない」のも事実。物理的に限界があることで、必然的に物量も抑えられ、工夫して暮らすことを逆に「メリット」と捉えてみると、小さなお部屋での暮らしも楽しくなりますよ。

1K・ワンルームといっても間取りはさまざま。「キッチン」をどう使うかで選びましょう

1Kとは、居室とキッチンとの間にドアなどの仕切りがある間取り。ワンルームは、キッチンとの間に仕切りがない間取りのこと。 ただ、それはあくまで表記の話で、1K・ワンルームといっても間取りはさまざまです。

こちらの2つは、どちらもキッチンと居室の間に仕切りがなく、表記としては「ワンルーム」の間取りですが、使い勝手はかなり違います。

【Aパターン】

【Aパターン】のお部屋は、居室にキッチンが面していて、コンロも1口、冷蔵庫や電子レンジも居室スペースに置く必要があり、収納も少なめ。「キッチンではお湯さえ沸かせればいい」タイプの方に向いているお部屋です。

【Bパターン】

【Bパターン】のお部屋は、キッチンと居室の間にドアはないものの段差で区切られており、必要に応じてカーテンなどで仕切ることもできるので、しっかり自炊をしたい人にもおすすめできるお部屋です。

しっかり自炊をしたい人には、1K・ワンルームの表記だけでなく、こんなところもチェックしてみるといいでしょう。

・ コンロ数やシンクの大きさ、作業スペースの大きさ
・ 備え付けの収納スペースが十分にあるか
・ 備え付けの収納スペースがない場合、食器棚を置くスペースはあるか
・ 冷蔵庫や家電を置くスペースはあるか

小さなお部屋に暮らすなら「使える壁の広さ」に注目しましょう

1K・ワンルームの間取り選びの際、もうひとつ注目してほしいのは「使える壁の広さ」。

こちらは「6畳」の表記のお部屋ですが、居室の入り口とクローゼットに扉があるため、家具を置ける面積としては5畳ほどになります。また、角部屋で窓が2面についているのですが、そのため背の高い本棚などの家具は置ける面が限られてきます。 置きたい家具に対して、「壁の広さ」が十分にあるかどうかをチェックしましょう。

1LDKのメリットは、部屋が広いだけでなく、収納やキッチンにも余裕を持てること

一人暮らしでも、少し予算に余裕があり、自宅でお仕事をされる方や、家具やインテリアにこだわりがある方におすすめしたい間取りは1LDKです。 1LDKのメリットは、部屋が広いことはもちろんですが、収納スペースや、バスルーム、洗面台などの水まわり、そしてキッチンなどが全て「二人暮らしも可能な間取り」として作られているため、余裕を持てることが大きなメリットです。

二人暮らしの間取り選びのポイント

おすすめは「1LDK以上」。必要な収納スペースがあるかをチェックして

二人暮らしのお部屋に必要な広さは、40㎡以上、間取りは1LDK以上がおすすめです。 1K・ワンルームや1DKのお部屋で二人暮らしをすることも不可能ではありませんが、先に書いたとおり、ワンルーム、1DKは「一人暮らしを前提」に間取りが作られています。家具を置くことができても、収納スペースやキッチン、洗面台、脱衣所などの水まわりが、二人で使うにはかなり窮屈なことが多いです。

特に、収納スペースは喧嘩になりやすいポイント。自分にはいらないものに見えても、相手にとっては大切というケース、かなりあります。 間取りを吟味するときにはお互いの意見をよく聞いて、置きたいもの、しまいたいものに十分なスペースが取れることを確認しましょう。

リモートワークをする二人なら「2LDK」が便利です

リモートワークが一般的になり、特にお二人暮らしで「2LDK以上」へとお引越しされる方も増えてきています。 理由は、やはりオンライン会議の際の「音」と「背景」の問題。リビングや寝室のほかに、きちんと仕事用に仕切った個室を1部屋持てる間取りが重宝されています。 これからの二人暮らしの間取り選びには、「仕事用のスペースをどこに置くか」が重要になってくるかもしれませんね。

家事分担には「カウンターキッチン」のお部屋がおすすめ

二人暮らしをするなら、一人がキッチンに立っている時でも顔を合わせて会話のできる、カウンターキッチンのあるお部屋もおすすめです。 自然と家事の分担もできますし、カウンターキッチンなら、キッチン背面のスペースに余裕のある場合も多いです。食器棚などを置いて二人分の食器やキッチン家電を置いたり、作業スペースを増やしたり、便利に使えます。

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