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腸活する人なら知っておいて損はない! 今、話題の「タンサ脂肪酸」って何のこと? #Omezaトーク

  • 2023.5.17

以前、腸内検査をしたときに、私の腸にはビフィズス菌が少ないことが判明しました。「ヨーグルトを食べるときにはビフィズス菌が入ったものを選ぶようにしてくださいね」というアドバイスを得て以来、ヨーグルトを購入する際には「ビフィズス菌」という言葉を探すようにしています。そんな中で見つけた「Bifix」というヨーグルト。「ビフィズス菌(Bifix)」×「食物繊維(イヌリン)」→「タンサ(短鎖)脂肪酸」ということらしいのですが…。

最近になって気がつきました。私、腸活がかなり好きです。1000種類、100兆個とも言われる腸内細菌(資料によっては3500種類、1000兆個以上と書かれているものも)が、ひとりひとりの腸内にいる。考えられないくらい多くの菌がバランスをとりながら腸の中で生きていて、食べたものによって時々刻々、勢力図が変わっていくというのもおもしろい。何を食べたら、私の腸内はどうなるんだろう? わくわくしますよねー。

さて、先日、腸内環境にくわしい方が、「腸活という概念はかなり多くの人に浸透してきた感じがするけれど、これからは腸内細菌が産み出すものに注目が集まるのではないかと思っています」と話していました。この「腸内細菌が産み出すもの」のひとつが、「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」です。

「短鎖脂肪酸」は「脂肪酸」という名前の通り、脂肪を構成する要素のひとつです。食べものにも含まれており、健康へのよい効果が期待されているのですが、口から摂取しても小腸で吸収されてしまい、大腸にまではなかなか届きません。一方、ビフィズス菌などの善玉菌がエサとなる食物繊維を食べることで産生された短鎖脂肪酸は、大腸から血流によって全身に広がり、体のさまざまなところで働くそうなのです。

「タンサ脂肪酸を生み出す ビフィズス菌Bifix×食物繊維イヌリン」。
なるほど、パッケージの意味がわかりました(笑)。

短鎖脂肪酸を腸内で増やすためには、短鎖脂肪酸を産み出すビフィズス菌と、そのエサになる食物繊維を一緒にとりたいところですよね。ところがヨーグルトには食物繊維が含まれていません。その点、「Bifix」(江崎グリコ)には食物繊維であるイヌリンが一緒に配合されているのが特徴です。イヌリンは、ほかの食物繊維に比べて腸内での発酵力がすぐれているそうです。

Bifixにはさまざまなタイプがあります。私が選んだのは「プレーンほんのり甘いタイプ」。スプーンですくった形がそのまま残るような、ぷるぷるとした感じが写真からも伝わるでしょうか。つるんとした食感とさわやかな甘さが特徴です。

加糖のため、100gあたりのカロリーは若干高め。ただ、100g食べると食物繊維が約2gとれること、たんぱく質3.8g、カルシウム115mgと、しっかりとれることはポイントが高いです! 脂質も1g以下と低脂質です。

ヨーグルトに甘みがあるので、レモンやオレンジとも相性がよかったです。そして大好きなナッツははずせません(笑)。ウェブサイトによると、まずは100gを目安に食べればよいようなので、おやつとしても適量だなと感じます。

「プレーン砂糖不使用」もあるそうです。ふだん無糖のヨーグルトを食べることが多いので、このタイプも求めて近所のスーパーを見て回ったのですが、置いておらず残念。お店にリクエストしようかな…。

いずれにしても、今まで、善玉菌のエサが食物繊維、ということを頭では知っていながら、組み合わせて食べようとは思っていなかった私。ビフィズス菌の入ったヨーグルトを食べるときはキウイを添えたり、オートミールと組み合わせたりして、タンサ脂肪酸を増やすように意識した生活を送りたいと思います!(編集まりりん)

Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。

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