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片付けのプロが教える「居るだけで疲れる家の特徴と改善ポイント」

  • 2023.5.16

整理収納アドバイザーの大森智美です。「なんだか家にいてもリラックスできないし疲れる」という人はいませんか?普段毎日目にし・過ごす環境は風景化してしまいがちですが、「疲れ」の原因になってしまうことも。環境は片付けで変えることができます。今回はそんな方に押さえて欲しい片付けのポイントをお伝えしますね。

①片付けの時間をスケジュールに入れる

私自身、片付けができなかったときは日々のあれこれに追われて、家はモノが溢れていました。休日も家でゆっくりリラックスした時間を過ごすというより、カフェやショッピングへ。

今思えば、片付いていない部屋ではリラックスできないので外出して気分転換していたのかもしれません。でもそれではモノは増えるしお金も減る、体は休まらないの悪循環でした。

その悪循環を断ち切るためには「片付けの時間をしっかり作る」ことが大事。片付けはやらなくても生きてはいけるので後回しにしがちですが、毎日目にし過ごす環境は暮らしのクオリティにもお金や時間、心の余白にも繋がります。

「いつかやろう」では永遠に後回しになるのでスケジュールにしっかり片付けの時間を取ることがまず第一歩なのです。

②収納はなるべく増やさない

「片付けよう」と思ったときに、「この溢れているモノを収納するものを買わないと!」と思いがちです。それはちょっと待ってください。

家は人間が主役。溢れたモノや収納が空間を占領していて人間が窮屈な思いをしていては本末転倒。それに経験上、収納が増えれば増えるほどモノはどんどん増え続けます。

まずは「収納が少ないから片付かない」という思考を捨て、今部屋にあるモノが本当に必要なモノか見直すことからスタートです。

文具・本・衣類など見直すものを細かく区切って必要なモノ・使いたいと思うものだけにしていきましょう。

モノが溢れているという状態は管理できていないモノが多い証拠。とにかく管理できる状態まで減らして今ある収納の中からしっかり片付けていきましょう。収納の中が活きて、必要なモノだけになると床やテーブルにあふれているモノもしまう場所ができるはずです。

③目から入る情報を減らす

人が情報を得る時、約8割が視覚からと言われています。モノが多いお部屋だとなんだか休まらない、疲れる気がするのは普段過ごすお部屋の情報量が多いからかもしれません。

モノが多くごちゃごちゃした環境とモノが少なくスッキリ整った環境だとどちらが情報量が少ないか一目瞭然ですよね。

②でお話したように必要なモノだけに厳選して、収納を機能させ、床置き・テーブルに散乱していたモノに収納の定位置を作ることも大事ですが、壁や冷蔵庫なども不要なモノが貼ったまま・飾られたままになっていませんか?壁面も飾る場所を一カ所に決めその場所以外は余白を作ると良いですよ。

また色味も同じです。特に収納グッズなど色がバラバラだと片付けてもなんだか落ち着かない印象に。収納するモノが決まったら収納グッズの色味を統一するのもリラックスできるお部屋づくりのポイントです。

④癒しのスペースを作る

お部屋がある程度整ってきたら、ぜひ自分なりに「うっとり」する空間を作ってみてくださいね。まずは一カ所小さな引き出しでもいいので、あけるたびに好きな収納を作ったり、自分の好きなモノや推しグッズを飾った一角を作ったり、お花やグリーンを飾ってみたり。

自分にとって癒しの空間があるだけで、「この空間をキープしよう」という気持ちになるだけでなく、お部屋がよりリラックスでき寛げる大好きな空間になるはずです。

ぜひ、記事を参考に、自分だけのリラックスできるお部屋を作ってみてくださいね!

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