こんにちは、整理収納アドバイザーの木田結です。都心や一人暮らしの賃貸物件はバスルームが狭く、十分な収納スペースや棚などがなく、使いづらいと感じている方が多いかもしれません。今回は、バスルームが使いやすくなる整理収納のポイントを3つお伝えします。
バスルームが使いやすくなる整理収納術
(1)アイテムを厳選する
限られたスペースを活用するためには、できるだけ使用するアイテムを厳選するのがおすすめ。例えばクレンジングと洗顔料をそれぞれ置くよりも、W洗顔不要のクレンジングを選ぶことで1つにまとめることができます。また毎日使うものではなく、週に1度しか使わないようなボディスクラブなどの特別なアイテムも、常にバスルームに置いておくのではなく使うときだけ持ってくるようにしてあげると、バスルームはよりスッキリして使いやすくなるはずです。ホテルのように必要最低限なアイテムだけ置くようにしましょう。
(2)壁を活用する
コンパクトな空間を上手に使うには、壁を活用するのが大きなポイントです。バスルームに磁石のつく場所があれば、マグネットになっている収納用品や詰め替えのディスペンサーを直接つけることもできますが、そうでない場合にはタオルバーにかけられる収納用品や、強力なテープ、吸盤でつけられるものなどを選びましょう。ボトルなどを浮かせておけばボトルの底がぬめりにくかったり、カビが生えにくくなるのでお掃除がとてもラクになるのも嬉しいポイント。強い洗剤もいらなくなるので、最低限のお掃除グッズだけをS字フックなどを利用してかけておくとサッと取れてとても便利です。100円ショップに売られているフック型のスポンジであれば、フックなしでもタオルバーにかけられて重宝します。
(3)白系のアイテムを選ぶ
バスルームにおすすめな色は白系の淡い色ですが、その理由は3つあります。一つ目は心身ともにリラックスできる色みで清潔感も感じられること。二つ目はコンパクトな空間を広く見せてくれる効果があること。そして最後の三つ目が一番大きな理由ですが、濃いアイテムだと水アカが白く目立ちがちなのに対して、白系のものだと意外と汚れが目立ちにくいことです。特に風呂桶や椅子などはイメージしやすいかと思います。白系のアイテムでバスルームを統一してあげるとスッキリとした清潔感がある空間になるだけでなく、掃除にかける時間や手間も少なくなるはずです。
この3つのポイントを押さえて、バスルームが一日の終わりに心からリラックスできて使いやすい空間になるように整えてみてください。
書いたのは
整理収納アドバイザー 木田結さん
効率化専門の整理収納アドバイザー。転勤族の一児の母。効率重視でくらしを“ラク”に整えられる方法やコツをインスタグラムやブログで発信中。オンラインの整理収納や家計簿レッスン、記事執筆を行う。
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