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『コッソンビ熱愛史』主演カン・フン、“大どんでん返し”キャラへの愛情を語った!【一問一答】

  • 2023.5.16

5月16日に最終回を控えたドラマ『コッソンビ熱愛史』(Prime Videoで配信中)の主演カン・フンが、愛情たっぷりのメッセージを伝えた。

カン・フンは劇中、正体を隠すために無職を買ってでたキム・シヨル役として深みのある演技を繰り広げた。正体が明かされた後は、序盤の無邪気な姿とは裏腹な真面目さとアクションでギャップのある魅力を感じさせた。

カン・フンの一問一答は以下の通り。(※『コッソンビ熱愛史』のネタバレあり)

『コッソンビ熱愛史』の最終回を控えた感想はいかがですか?

「楽しく幸せな気持ちで撮影した作品なので、見送るべきということが実感できません。『コッソンビ熱愛史』を愛してくださった視聴者の方々に本当に感謝すると申し上げたいです。時折思い出したらまた見返せるドラマになることを願います」

キム・シヨル役で多様な姿を披露しましたが、演じる上で最も重きを置いた部分は?

「シヨルが番人であることが明かされる前と後に分ける作業を、最も大事だと思いました。正体を隠している時は、何かヒントを与えるよりはただお人好しの姿を思う存分見せようとしました。番人ではなく、平凡な士人キム・シヨルとして生きた時の彼はどんな姿だろうか、と思いながら、役作りしたのです。そして正体が明かされてからは、自分の人生がない、ただ番人としての姿を見せようと頑張りました」

シヨルの正体が明かされた瞬間が、『コッソンビ熱愛史』最大のどんでん返しに挙げられています。秘密を隠したキャラクターを演じることはどうでしたか?

「シヨルの秘密を意識しながら演じると、視聴者の方々にすぐ気付かされたと思います。だから無職の姿をさらに浮き彫りにしながら、彼の秘密が隠そうと頑張りました。脚本家さんたちが本当に素敵な台本を書いてくださって、どんでん返しが光ったと思います」

まるで別々の人物を演じていると思えるほどでした。演じる上で難しさはありませんでしたか?

「徹底的に区別して演じようとしました。明るくてお人好しのシヨルを表現するために、現場ででも明るく振る舞いながら準備したとすれば、正体が明かされた後は自分の人生はない彼の姿を表現しました。演技はいつも大変です。現場ではOKが出されても僕がうまく表現したのか心配するし、オンエアを見ながらもっと上手くできたのに、と残念がってしまう。だからシヨルを演じることにも、難しさは多かったです」

(画像=SBS)

アクション演技に対する好評も多かったです。準備過程はどうでしたか?

「僕は左利きなので、右手で剣を使うのがとても大変でした。左手で戦ってもいいけど、そうすると番人の正体が分からない状況で僕のアクションで「左利きはシヨルだ」と思われそうで。だから最初から右手で練習しました。普段あまり使わない手なので大変でしたが、武術監督さんたちが諦めずに指導し続けてくださって、だんだん慣れてきて実力も伸びたと思います」

最も記憶に残るシーン、またはセリフは?

「第10話でシヨルの正体が明かされたシーン、『主君にお目にかかります』というセリフが一番記憶に残っています。台本をもらった時から強烈な印象を受けたシーンだったので、撮影前からかなり悩みました。ありがたくも多くの方がこのシーンを気に入ってくださって、だから僕も愛着が湧くシーンです」

放送前からシヨル役に対する強い愛情を示されていました。最終回を控え、シヨルに言ってあげたい言葉があれば?

「シヨルは胸の痛むキャラクターです。多くの人が彼の手に死んでいくことで持つ罪悪感が、シヨルの人生を苦しめたと思います。自分が選んだ人生ではなく、選ばれた人生を生きながら同僚たちもたくさん見送ったのでしょう。だからこそより気になるキャラクターだったし、シヨルに良いことがたくさんあってほしいと思いました。たくさん苦労したのだから、もう幸せな人生を送ってほしい、と言ってあげたいです」

『赤い袖先』『シスターズ』そして今回の『コッソンビ熱愛史』まで。休まずに活動されています。次回作に『いつかの君に』の公開も控えていますが、今年、または今後の目標があれば教えてください。

「実は僕、ますます演技が面白いと感じています。演技をしながら新しい自分の姿を発見する楽しさが生まれたようです。だから体力が許される限り、面白く、楽しく演じたいと思います。たくさんの応援と関心をお願いします」

カン・フンさんにとって『コッソンビ熱愛史』はどんな作品として記憶されるでしょうか?

「思い出すたびに取り出してみる僕の幸せだった思い出です。良い作品でしたし、良い監督と脚本家、良いスタッフの方々、俳優の方々と一緒だった幸せな作品として記憶に残ると思います」

最後に、『コッソンビ熱愛史』の視聴者にメッセージを願いします。

「シヨルとして生きるのは本当に良かったし、とても幸せでした。長いといえば長く、短いといえば短い間『コッソンビ熱愛史』を愛してくださった視聴者の方々に本当に感謝します。このドラマとシヨルにたくさんの愛を寄せてくださって、ありがとうございます」

(記事提供=OSEN)

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