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「子どもをほしいと悩むことすらできない」友人の妊娠報告でこぼれた感情

  • 2023.5.16

この漫画記事は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談を元にしています。主人公・シカさん夫婦は不妊治療中。ところが、夫のがんが再発し、もう子どもは望めない状況になってしまいました。そんな中、友人から妊娠報告を受けます。心の準備はしていたけれど、感情をおさえることができず、涙がこぼれます…。『不妊治療中にがん告知されました』をダイジェスト版でごらんください。

友人の妊娠報告に「おめでとう」

友人からの「久しぶりに会いたい」という連絡。シカさんの予想は的中し、友人から妊娠報告を受けます。お祝いしたい気持ちはあるものの、シカさん夫婦は今、とてもツラい状況に立たされています。

どうしても自分と友人を比べてしまい、ついに感情をおさえきれなくなってしまいます。

感情がこぼれ落ちた瞬間

「子どもが欲しい」と悩むことすらできないシカさん。感情が抑えきれない状況で友人に会ったことを、「失敗だった」と感じてしまいます。

そして、友人へすべてを打ち明けます。

友人の言葉に、さらに涙…

友人の「気を遣いすぎ」という言葉に、さらに泣いてしまったシカさん。そして、自分が子どもを望む気持ちを完全に捨てないと、夫の病気がよくならない気がする…と、内に秘めていた思いを口します。精神的に、かなり追い詰められている様子がうかがえます。

夫のがんが再発したことで、子どもを望めなくなったシカさん夫婦。夫の前では「子どもはいらない」と気丈に振る舞っていても、友人の前では本音がこぼれてしまいました。病気を抱える本人が一番ツラいのですが、そばで支える人も精神的な負担が大きいですね。

夫のがんと向き合う妻のリアルな胸の内について描かれたストーリー。大切な人がいる方にはぜひ読んでほしい作品です。

著者:ももこ

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