【国分寺】自然たっぷり水と緑の散歩道「お鷹の道と真姿の池湧水群」

こんにちは！リビング多摩Web地域特派員のKoharu（こはる）です。

5月に入り、気持ちのいい日が続いていますね。今回ご紹介するのはそんな気持ちのいいお散歩ができる場所、国分寺の観光名所で江戸時代から続く「お鷹の道と真姿の池湧水群」です。

江戸時代からあるお鷹の道

国分寺の観光名所「お鷹の道と真姿の池湧水群」は国分寺駅から徒歩15分、西国分寺駅からなら徒歩12分のところにあります。

この「お鷹の道」ができたのはなんと江戸時代。尾張徳川家が鷹狩りをする御鷹場に指定されていたことから名付けられた道なんです。

国分寺跡からほど近いこの「お鷹の道」は、国分寺の素敵な観光名所。

とても綺麗に整備され、お散歩にはもってこいの場所です。

国分寺崖線下の湧水と四季折々の草花

お鷹の道は、ただの小径ではなく、東京都の名湧水百選にも選ばれた湧水群の魅力も楽しめます。

湧水沿いの遊歩道の長さは、現在約350メ－トルにも整備され、散歩にもってこいの道です。

綺麗な水といえば蛍。この辺りでもかつて5月下旬から6月上旬になると、蛍を見ることができたんですよ〜。運が良ければ今でも、元町用水の下流や一里塚、もみじ橋の周辺で蛍を見ることができるんですって。

国分寺市のイメージキャラクターといえば蛍がモチーフになった「ぶんじほたるホッチ」。国分寺を走る”ぶんバス”などにも描かれていて市民に愛されています。国分寺の街と蛍は切っても切れない関係なんですね。

そして、「お鷹の道」の周辺の四季折々の草花も魅力の１つ。私が行った時は、とっても綺麗なカラーのお花を見ることができました！

「お鷹の道」沿いでは、国分寺のお野菜”こくベジ”を買うこともでき、のどかな雰囲気がお散歩をより一層楽しませてくれます。

東京都指定名勝真姿の池湧水群

武蔵国分寺公園から湧水群へつながる小径は、真姿の池湧水群として東京都の名勝として指定されている点も見所です。

国分寺崖線などの長い歳月をかけて作られた自然の地形からの湧水。図と一緒にわかりやすく解説してくれています。

写真左の鳥居は「真姿の池」への鳥居です。この「真姿の池」の由来は、不治の病に苦しんでいた玉造小町が、病気を治すために国分寺を訪れた際、童子が現れ「この池の水で洗い清めるように」と告げたそうです。そしてその通りにした玉造小町の病が元の姿（真姿）に戻ったことから「真姿の池」と名付けられたそうですよ。なんて綺麗な言い伝えなんでしょうね〜。

水と緑の多い「お鷹の道と真姿の池湧水群」周辺。自然たっぷりでマイナスイオンを味わえる素敵な散歩道です。是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

お鷹の道と真姿の池湧水群 住所：国分寺市東元町3丁目・西元町1丁目 アクセス：JR＆西武線国分寺駅南口から徒歩15分/JR西国分寺駅南口から徒歩12分 電話番号：042-325-0111（内線)393（こくぶんじ観光まちづくり協会） ホームページ：https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005195/1004229.html