日本人がハワイ人にブチぎれ…！？→こんな恥ずかしいのは耐えられない！【おかしなハワイ人の暮らし(7)】

＜前回の続き＞親友のPuaとそのファミリーとラスベガス旅行へ行く事に。
おじさんが皆から預かっていたお金を忘れてきて大騒動になりましたが、Puaが回収してくれていた事が発覚して事なきを得た私たち。

そんな私たちが利用したのは、フライトとホテル内レストランでの朝晩のミールクーポンが付いているお得なセット旅行でした。
「やったー、ご飯付き！」と始めは浮かれて喜んでいた私たちですが、またもや「オーマイガッ」の大揉めタイムが待っていたのです。

ホテルにチェックインすると、勝手にこの旅のリーダーに落ち着いたおじさん（アンクルジョーイ）がいくつかの注意事項を私たちに告げてきました。

「ラスベガス滞在中はファミリー全員がいつも一緒にいる事！」そして「個人の勝手な行動はいけない！」というものです。
この注意事項にPuaのいとこのボーイ2人は「僕たちは行きたい所があるんだ」と猛反発。

続いてPuaママとおばさん姉妹も「私達は買い物に行きたいのよ！」と言い出し、Puaも「私はナイトショーを見に行くからね」と私にウィンク。

それぞれがやりたい事、行きたい所を主張して全くまとまりません。

お金を忘れてあんなにホノルル空港でしょげていたのに、アンクルジョーイが「自分がリーダーだ！」と言わんばかりに「黙れ！」と叫ぶので、みんなは更に反発して口々にアンクルを責め立て大騒ぎになりました。

飛行機の中で他のお客さんたちから避難の視線を浴びたばかりなのに、ラスベガスのホテルロビーで始まったハワイアン達の大喧嘩。

ハワイのスラングPidgin English満載の大声に、ロビーにいた他のゲストたちの笑い声や冷たい視線に耐えきれなくなった私は、いつも気にする英語の発音もそっちのけで必死で叫びました。

「Be quiet!!」(この状態でこの言葉が合っているかは疑問だったけど)

大声で騒いでいたファミリーたちは、小さなJapanese girlの大きな声にびっくりして一瞬シーンとなったものの、本当にそれは一瞬。
あっという間に先ほどの言い争いに戻っていくPuaファミリー達…。

二部屋しかない(！)部屋をどう分けるか？今夜の夕食は何時からにするか？洋食？和食？

明日のスケジュールは？などなど…「オーマイガッ」のロビーバトルは終わらず、私とおばあちゃんだけがシュンと長椅子に埋まっていたのでした。

次回は、ラスベガス旅行であまりにもハワイ人のあまりにも身勝手な理屈に驚いたお話をご紹介します！