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歴代最大規模!! Kカルチャーの威力を実感させた【KCONレポート】

  • 2023.5.15
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5月12日から14日までの3日間、幕張メッセで開催した世界最大級のKカルチャーフェスティバル『KCON JAPAN 2023』が、歴代最多観客である12万3000人の歓呼の中で盛況裏に終了した。その模様を3回に渡って紹介しよう。

2012年にアメリカで初めてKCONが開催されて以来、最も多くの観客が今回のKCONに訪れた。

2019年にLAで開かれたKCONの記録を塗り替えた『KCON JAPAN 2023』は、イベント規模としてもやはりこれまで開かれたKCONの中で最大規模を誇っていた。

幕張メッセを訪れた観客たちは、昼間は韓流コンテンツを体験し、夜はトップクラスのアーティストのライブを観覧し、Kカルチャーに魅了されていた。

現在まで「KCON JAPAN」の累積観客はおよそ48万人。日本でKCONは今や欠かせないKカルチャーのランドマークイベントとして位置づけられているようだ。

(写真提供=CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved)

また、開催期間中の3日間、毎日午前10時から午後6時まで開かれたコンベンションエリアでは、K-POPや韓国料理、LIFESTYLE、ビューティー、ファッションまで網羅した259のコンベンションブースと169のプログラムが盛況裏に行われた。

CJ ENM関係者によると、今回のコンベンションに対する爆発的な関心によってホールをもう1つ追加し、歴代のKCONの中で最大規模のコンベンションを開くことができたという。 

特に今年は来場者がK-POPとKカルチャーを探し求めて真のKCONer(※KCON来場者や参加者)になる旅程を提供し、観客がKカルチャーを直接的に体験できる機会が増えた。 

K-POPアーティストが直接K-FOODゾーンに訪問し観客と好みのおすすめテストをするコーナーができ、日本のMZ世代に人気を集めたドラマ『女神降臨』の中の主人公の部屋もそのまま再現。ドラマの中の主人公の気分を味わえる空間も用意されていた。

この他にも多様な企業が今回のKCONに参加して新製品を単純に展示するのではなく、体験もできるコーナーを設けられたが、各ブースごとに行列ができる風景が繰り広げられ、Kカルチャーの威力を実感させた。

(写真提供=CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved)

コンベンション会場を訪れたある20代の女性観覧客は「昨年に続き今年もKCONが開かれると聞いて迷いなく参加しました。K-FOODを普段から好んで食べていますが、今日はここでチーズホットドッグを食べました。好きなアーティストのブースにも行ってきました」と喜びを隠せない様子だった。

中小ベンチャー企業部と大・中小企業・農漁業協力財団と協力し、自力での海外進出が難しい中小企業の進出を支援するKコレクションも開催。Kカルチャーのランドマーク行事として位置づけられたKCONが韓国企業の海外進出の踏み台としての役割を果たした。

韓国政府と民間が共同で取り組み、美容22社、生活用品10社、食品6社、ファッション2社まで計40社の企業が参加し、KCONの観覧客に直接製品を紹介する機会を持つことができまたのだ。

また、単純な販売促進を越えてKCONと連携した輸出相談会が開かれ、輸出販路拡大を支援した。特に今回のKCONでは韓国のYOUNG POONG CO.,LTD.が日本のバイヤーと5億円以上の大規模輸出契約が成立する快挙を成し遂げた。

YOUNG POONG CO.,LTD.関係者は「KCONという立派なプラットフォームを通じて韓国企業を世界的に知らせながら、輸出成果まで出すことができて感謝している」とコメント。ボーイズグループATEEZは今回のKコレクションのアンバサダーとして、有望な中小企業がKCONを通じて海外と接点を増やすことに寄与した。

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