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【『紳士とお嬢さん』の究極エピソード】ドラマを騒がせてきた悪女は幸せをつかめる?

  • 2023.5.15

テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『紳士とお嬢さん』は、いよいよ本当の大詰めを迎えてきた。ここまでの展開で残った難題は二つだ。

まずは、エナ(イ・イルファ)とダンダン(イ・セヒ)の関係である。

エナが重病になり、スチョル(イ・ジョンウォン)が親身になって看病した。しかし、実の娘であるダンダンは、エナと会うことを拒絶していた。そんな時にヨングク(チ・ヒョヌ)が助け舟を出し、2人を引き合わせて和解する機会を醸成した。それによってダンダンも気持ちを切り替えて、エナに向き合うようになった。

スチョルがエナの看病をしていることに大反対していた妻のヨンシル(オ・ヒョンギョン)も、彼女なりに考え方を変えて、スチョルがエナの元に向かうことを許容した。こうして、エナを巡ってギクシャクしていた人たちがわかりあうようになった。

もう一つの難題は、悪女としてさまざまにヨングクの家を騒がしたサラ(パク・ハナ)の動向だった。彼女は妊娠の相手がヨングクだと嘘をついて、物語を大きく混乱させた。しかし、その嘘は結局バレてしまい、サラは窮地に陥った。そんな彼女に手を差し伸べたのがチャ・ゴン(カン・ウンタク)であった。

画像=KBS
最後の難問解決

彼は生まれてくる子供の父親として広い心でサラを支えるつもりだった。その愛をサラも受け入れた。典型的な悪女だった彼女はようやく最愛の人を見つけたのだ。

この時、ゴンはベトナムに行ってやり直そうと提案した。突然の申し出にサラは戸惑うのだが、ゴンは「ベトナムに行ったらサラさんと生まれてくる子供を守る自信がある」と言い切った。確かに、彼はドラマの序盤でもベトナムから帰ってきたという設定だったし、ドラマの最後に愛する人と一緒にベトナムに旅立つというのもふさわしい展開かもしれない。

こうしてエナとサラの問題が収束したあと、ヨングクとダンダンの交際をスチョルが認めるかどうかがポイントになる。ガンコ親父に徹していたスチョルの心境に変化はあるのか。『紳士とお嬢さん』の最後の難問解決が楽しみだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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