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【思考をキレイにする旅の仕方(367)】共和制、君主制、民主制……旅先の国家体制について考えたことありますか?

  • 2023.5.15

「共和制」、「君主制」、「民主制」の違いを、未だにうまく説明できません。

「大統領」と「首相」が2人いる国で、それぞれの役割を説明できないように。

スーダンの内戦のニュースで、正式名称が「スーダン共和国」の表記に「あれ?」となったのです。

独裁国家のイメージがありました。

その前に「共和制」と「君主制」から復習です。

スマホって便利ですね。

「共和制」とは、国王がいない国、よって、国の代表を大統領として国民が選びます。

アメリカやロシア、ヨーロッパで言えば、フランスやドイツといったところ。

一方、「君主制」は国王がいる国です。

日本は国王(天皇)が存在するので君主制。

だけど、国の在り方を憲法によって定めているので、教科書で習った「立憲君主制」になります。

イギリスも同じ。

日本は「象徴天皇制」と厳密には違うという話を入れていくと、どんどん長くなるので、このくらいで。

それより、やっかいなのが「民主制」という言葉。

民主制とは、国民が主権、つまり、国民が国を支配する制度です。

国民が選挙で与党を選び、与党の代表が内閣総理大臣になって国を治め、内閣を組織していく、よって日本は民主制なんですよね。

でも、国の代表を国民が選ぶ「共和制」ではありません。

そこから考えていくと、「共和制」=「民主制」ではないということになります。

共和国の名前がつき、一応、小さな政党が存在するけれど、事実上、一党独裁の中国のような国は世界中にあるらしい。

その1つが30年ほど独裁政権のスーダン共和国でした。

それが4年ほど前、反政府運動が全土に広がり、国防軍が大統領を解任し身柄を拘束し、独裁政権が終了します。

民主化への模索を始めたのですが、いくつものゴタゴタを経て、今回に至ったらしい。

と、ここまで調べながら、母に説明していたのですが、調べ終える頃には、「何の話?」と言われるわけで。

とほほ。<text:イシコ>

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