このお話は、作者・さざなみ(@sizuqphi)さんが初めて夫の実家へあいさつに行った際に、夫の幼少期のアルバムから垣間見える義母の優しさに触れた、心温まるお話です。帰宅間際、義母に声をかけられたさざなみさん。義母からかけられた思いもよらない言葉に、胸がいっぱいに。さらに昼食のカレーに込められた義母の思いを聞き、込み上げるものがありました。『もうひとりの「おかあさん」』第3話をごらんください。
カレーに込められた「自分たちのように仲睦まじくいられるように」という義母の思いを受け止めたさざなみさん。アルバムの中にいた義母の優しい眼差しに、あたたかい気持ちが胸いっぱいに広がりました。
作者・さざなみさんは、このお話について「大切な人の大切な人は、やっぱり大切な人」と自身の考えをつづっています。今まで他人だった者同士が家族になるには、思いもよらない困難があることも。そんなとき、さざなみさんや義母のように「大切な人の大切な人」も愛することができれば、困難を乗り越えられるかもしれません。
家族にはさまざまな形・関係性があるものですが、さざなみさん一家のように愛情や優しさが受け継がれ、穏やかな家族の姿が連鎖する様子には心が温まりますね。
著者:NAKAMA